1調査記載内容【2026統計数値】
2025年11月01日
本日から、「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2026】」を実施します。
1日目は「令和7年版高齢社会白書」から「高齢化の現状」の調査記載内容です。
高齢化の現状
【令和7年版高齢社会白書】
(1)高齢化率は29.3%
我が国の総人口は、令和6年10月1日現在、1億2,380万人となっている。
65歳以上人口は、3,624万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.3%となった。
65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,572万人、女性は2,053万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.6であり、男性対女性の比は約3対4となっている。
65歳以上人口のうち、「65~74歳人口」は1,547万人(男性741万人、女性805万人)で総人口に占める割合は12.5%となっている。
また、「75歳以上人口」は2,078万人(男性830万人、女性1,247万人)で、総人口に占める割合は16.8%であり、65~74歳人口を上回っている。
<ポイント>
・総人口は前年に比べ約55万人も減少(その前年は約60万人も減少)し、高齢化率は29.3%と前年よりも0.2%上がりました。
・65歳以上の人口の性比は約3対4です。
※つまらないことですが、5年前までは、「65歳以上の高齢者人口」という表現でしたが、4年前からは「65歳以上人口」という表現(「高齢者」が抜けた)に変わっています。すなわち、65歳以上を高齢者とは呼ばなくなっています。
※日本老年学会・日本老年医学会は、2017年3月に「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ」報告書を発表し、高齢者の定義を「65歳以上」から「75歳以上」とし、65〜74歳を「准高齢者」、90歳以上を「超高齢者」と呼称すべきと提言している。
・65歳以上人口は約3,600万人です。内訳としては、65~74歳人口が約1,550万人、75歳以上人口が約2,050万人と約3対4です。なお、65歳以上人口を男女で分けると、男が約1,550万人、女が約2,050万人ですから、覚えやすいですね。
※約1,550万人=「65歳以上の男性の人口」「65歳~75歳人口」
※約2,050万人=「65歳以上の女性の人口」「75歳以上人口」
次回もがんばりましょう。
2025年11月04日
「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2026】」の2日目は「令和7年版高齢社会白書」から「高齢化の現状」の調査記載内容です。
高齢化の現状
【令和7年版高齢社会白書】
(2)労働力人口に占める65歳以上の者の比率は上昇傾向
令和6年の労働力人口は、6,957万人であった。
労働力人口のうち65~69歳の者は400万人、70歳以上の者は546万人であり、労働力人口総数に占める65歳以上の者の割合は13.6%と長期的には上昇傾向にある。
また、令和6年の労働力人口比率を見ると、65~69歳では54.9%、70~74歳では35.6%となっており、いずれも上昇傾向である。
75歳以上は12.2%となり、平成27年以降上昇している。
<ポイント>
・65~69歳の労働力人口比率は50%強、70~74歳では約35%、75歳以上は約10%です。
次回もがんばりましょう。
2025年11月05日
「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2026】」の3日目は「令和7年版高齢社会白書」から「高齢化の現状」の調査記載内容です。
高齢化の現状
【令和7年版高齢社会白書】
(3)65歳以上の就業者の主な産業別就業状況
令和6年における65歳以上の就業者を主な産業別に見ると、「卸売業,小売業」が133万人と最も多く、次いで「医療,福祉」が115万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が104万人、「農業,林業」が93万人などとなっている。
令和6年における産業別の65歳以上の就業者を10年前と比較すると、「医療,福祉」が64万人増加し、10年前の約2.3倍となっている。
次いで「サービス業(他に分類されないもの)」が32万人、「卸売業,小売業」が26万人と、それぞれ増加している。
令和6年における各産業の就業者に占める65歳以上の就業者の割合を見ると、「農業,林業」が51.7%と最も高く、次いで「不動産業,物品賃貸業」28.6%、「サービス業(他に分類されないもの)」が22.3%、「生活関連サービス業,娯楽業」が19.6%などとなっている。
<ポイント>
・ここは令和7年選択式労一で出題された箇所にほぼ被るところです。
・65歳以上の就業者は、①「卸売業,小売業」が最も多く、次いで②「医療,福祉」、③「サービス業(他に分類されないもの)」、④「農業,林業」の順となっています。
・65歳以上の就業者が従事する産業の中で、10年前と比べ最も増えているのが「医療,福祉」です。
・この上位4産業では「卸売業,小売業」、「サービス業(他に分類されないもの)」も増えていますが、「農業,林業」は減少しています。(減少していることは、ここには書かれていませんが・・・)
・ただし、各産業の就業者に占める65歳以上の就業者の割合については、「農業,林業」が51.7%と最も高くなっていることから、「農業,林業」従事者の高齢化が進んでいることを意味します。最近、話題になっている「米の安定した供給」については、このままでは立ち行かなくなってしまうと危惧されていることが読み取れますね。
次回もがんばりましょう。
2025年11月06日
「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2026】」の4日目は「令和7年版高齢社会白書」から「高齢化の現状」の調査記載内容です。
高齢化の現状
【令和7年版高齢社会白書】
(4)60代後半の男性の6割以上、女性の4割以上が就業している
男女別に就業状況を見ると、男性の場合、就業者の割合は、60~64歳で84.0%、65~69歳で62.8%となっており、65歳を過ぎても、多くの人が就業している。
また、女性の就業者の割合は、60~64歳で65.0%、65~69歳で44.7%となっている。
さらに、70~74歳では、男性の就業者の割合は43.8%、女性の就業者の割合は27.3%となっている。
<ポイント>
・男性の就業者の割合は、60代前半で約8割、60代後半で約6割、70代前半で約4割です。
・女性の就業者の割合は、60代前半で約6割、60代後半で約4割、70代前半で約3割です。
・一番押さえておきたいところは、表題にあるとおり、「60代後半の男性の6割以上、女性の4割以上が就業している」ことになります。
次回もがんばりましょう。
2025年11月07日
「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2026】」の5日目は「令和7年版高齢社会白書」から「高齢化の現状」の調査記載内容です。
高齢化の現状
【令和7年版高齢社会白書】
(5)60歳以降に非正規の職員・従業員の比率は上昇
役員を除く雇用者のうち非正規の職員・従業員の比率を男女別に見ると、男性の場合、55~59歳で10.3%であるが、60~64歳で41.3%、65~69歳で67.8%と、60歳を境に大幅に上昇している。
また、女性の場合も、55~59歳で58.1%、60~64歳で72.6%、65~69歳で83.2%となっており、男性と比較して、60歳以降においても非正規の職員・従業員の比率はおおむね高い割合となっている。
<ポイント>
・非正規の職員・従業員の比率は、男性の場合、「60歳」を境に大幅に上昇しているところが重要です。(10%→40%)
次回もがんばりましょう。
