1調査記載内容【2025統計数値】

2025年11月14日

「ランチタイム・スタディ2026統計数値」の11日目は、「令和5年若年者雇用実態調査の概況」から「若年者の雇用の実態」の調査記載内容です。この調査は5年に1度の調査であり、以前の本試験にも出題されています。令和7年度本試験で出題されてもおかしくありませんでしたが見送られたため、1年、間をおいて令和8年本試験で出題される可能性が高いと思われます。がんばっていきましょう。

若年者の雇用の実態

【令和5年若年者雇用実態調査の概況[事業所調査]】

(1)若年労働者のいる事業所の割合 

令和5年10月1日現在で、若年労働者が就業している事業所の割合73.6%となっており、その内訳は「若年正社員がいる」事業所が62.0%、「正社員以外の若年労働者がいる」事業所が34.4%となっている。

「若年正社員がいる」事業所割合を産業別にみると、「金融業,保険業」が86.6%最も高い

一方、「正社員以外の若年労働者がいる」事業所の割合は「宿泊業,飲食サービス業」が60.4%最も高い

事業所規模別にみると、30人以上の各事業所規模において「若年労働者がいる」事業所割合が9割を超えているのに対して、「5~29人」規模では69.5%と7割弱となっている。

また、前回調査(平成30年)と比較すると「若年労働者がいる」事業所の割合は、正社員、正社員以外ともに低下している。


<ポイント>
・4社に3社で若年労働者が就業している状況であり、正社員がいる事業所の方が正社員以外の若年労働者がいる事業所よりも多いが、共にその割合は減少しています。
「正社員以外の若年労働者がいる」事業所の代表格は「金融業,保険業」であり、「正社員以外の若年労働者がいる」事業所の代表格は「宿泊業,飲食サービス業」です。



明日もがんばりましょう。




2025年06月09日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の196日目は、「令和5年外国人雇用実態調査の概況」から「外国人雇用の実態」の調査記載内容です。

外国人雇用の実態

【令和5年外国人雇用実態調査の概況】

(7)転職の状況【労働者調査】

② 転職による賃金変動状況

ア 前職の場所が日本国内の外国人労働者

前職の場所が日本国内である外国人労働者の転職による賃金変動状況をみると、「10%以上30%未満増加」が25.1%最も多く、次いで「30%以上増加」が21.4%、「変わらない」が20.4%となっている。


イ 前職の場所が日本国外の外国人労働者

前職の場所が日本国外である外国人労働者の転職による賃金変動状況をみると、「100%以上増加」が26.5%最も多く、次いで「50%以上100%未満」が24.2%、「30%以上50%未満増加」が15.4%となっている。



次回もがんばりましょう。



2025年06月07日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の195日目は、「令和5年外国人雇用実態調査の概況」から「外国人雇用の実態」の調査記載内容です。

外国人雇用の実態

【令和5年外国人雇用実態調査の概況】

(7)転職の状況【労働者調査】

① 前職の有無・場所

外国人労働者の前職の有無をみると、「前職あり」が60.8%となっており、前職の場所が「日本国内」は56.0%、「日本国外」は42.6%となっている。



次回もがんばりましょう。



2025年06月06日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の194日目は、「令和5年外国人雇用実態調査の概況」から「外国人雇用の実態」の調査記載内容です。

外国人雇用の実態

【令和5年外国人雇用実態調査の概況】

(6)就労上のトラブルの状況【労働者調査】

今の会社の仕事をする上でのトラブルや困ったことの有無をみると、「あり」が14.4%、「なし」が82.5%となっている。

また、トラブルや困ったこととしては、「紹介会社(送出し機関含む)の費用が高かった」が19.6%と最も多く、次いで「トラブルや困ったことをどこに相談すればよいかわからなかった」が16.0%、「事前の説明以上に高い日本語能力を求められた」が13.6%となっている。

在留資格別にみると、専門的・技術的分野技能実習では「紹介会社(送出し機関含む)の費用が高かった」が最も高く、留学身分に基づくものでは、「トラブルや困ったことをどこに相談すればよいかわからなかった」が最も高くなっている。




次回もがんばりましょう。



2025年06月05日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の193日目は、「令和5年外国人雇用実態調査の概況」から「外国人雇用の実態」の調査記載内容です。

外国人雇用の実態

【令和5年外国人雇用実態調査の概況】

(5)入職経路の状況【労働者調査】

② 海外からの入職経路

入職前居住地が日本以外であった外国人労働者の入職経路をみると、「出身国・地域の紹介会社・個人」が51.5%最も多く、次いで「日本国内の紹介会社・個人」が13.5%、「出身国・地域のその他の機関」が12.0%となっている。



次回もがんばりましょう。