2023年向け講座等に関するご質問

2022年09月17日

「2022年向けの学習に使ってきた教材はどうしたらいいですか?」というご質問が届きました。


[回答]

少々、酷い言葉に聞こえるかもしれませんが、捨ててください。
ただ、さすがに捨てるのは忍びないということであれば、段ボールに入れて、押し入れにしまっておきましょう。
年末になれば、捨てていいことに気付くはずです。

これにより、新しい1年の門出(出発)を迎えるにあたって、いままでの蓄積は一切、捨てて、1から始める「覚悟」ができます。

よく、今まで使用してきたテキストは、書き込みもあるし、愛着もあるので大事にしたいという方がいますが、少々、乱暴な言い方をすると、受からせてくれなかったいわば縁起の悪いものです。

実は、50点以上の得点を取っていながら選択式のある科目のわずか1点で悔しい思いをされた人ほど、このことをよくわかっています。
そういう悔しい思いを二度と味わいたくないという気持ちから、次の年に向けてやる際に、「気持ちを新たに1から(又は0から)やります。今までの蓄積(知識のストック)に頼らず、自分は初学者だと思ってやっていく所存ですので、ご指導ください。よろしくお願いします。」と丁寧に言われ、スパッと前年のテキスト類を片付けて(捨てて)しまいます。

パンフレットの17ページに合格者のテキスト活用法を掲載していますが、この方は、実は前年もフルパック☆プラスで学習していて、同じような状態までテキストを作り上げていたのですが、残念ながら択一式の総得点が1点届かず、選択式は総得点、科目基準点とも大丈夫であったにもかかわらず、合格できませんでした。

この方の個別相談を行った際に、「もう1度、佐藤塾のプラスで頑張りたい。」と言われフルパック☆プラスを再度、受講したのですが、今まで使っていたテキストは「捨てる」とのことでした。
そして、「新しいテキストでもう一度、1から作ります。」と言われました。
ここまで丹念に作り上げたテキストですから、捨てるのはもったいないと思うのが通常でしょうが、この方はこう言われました。
「受からなかった年のテキストを使っていては、合格できませんから。」と。

そのとおりだと思います。
この言葉を聞いた際には、「信念を持って学習する覚悟ができている」ことから、「次の年は必ず合格するだろう。」という予感を感じるほどの壮絶感がありましたが、見事、合格されています。

たかが捨てるか取っておくかの違いかもしれませんが、未練を残さず、取り組む姿勢(覚悟)が違ってくるため、流れ(運)を引き寄せやすくなるのではないかと考えています。




2022年09月14日

次のようなご質問が届きました。

[質問]
「過去問分析答練」「プレミアム答練」はどのような違いがあるのでしょうか。個別の採点はあるのでしょうか。
また、過去問分析答練は、過去問をそのまま出題しているでしょうか。

[回答]
佐藤塾の2つの答練を、①講座の時期・回数、②問題数・時間数等の構成、③出題内容等 に分けて違いをお伝えいたします。


「過去問分析答練」

インプット講義の各編(労働法編、労働保険編、社会保険編、年金編)が終了する時期に合わせて実施し、全4回となります。

②基本的に、労働法編、社会保険編は「選択式10問、択一式15問」、労働保険編、年金編は「選択式10問、択一式20問」で構成しており、演習時間(問題を解く時間)は労働法編、社会保険編は2時間、労働保険編、年金編は2時間15分で、解説時間(解いた問題を解説する時間)2時間です。


③択一式は過去10年からの過去問を中心に、出題頻度の高い項目の間違いやすい問題・誤った理解をしがちな問題をピックアップし出題しています。
したがって、難易度の高い2割の問題(難問と言われるもの)と、難易度の低い2割の問題(誰もが正解できる超基本問題)を除いて、難易度的には真ん中6割からの出題です。

ただし、過去問そのものという訳ではなく、問題を変更していますので、過去問をただ単に解いていて答を暗記しているという場合は、正解できません。

択一式では基本事項が理解できたかを問う内容ですが、組合せ問題も適度に入れ込んでいます。
選択式は、過去に出題された択一式・選択式問題を焼き直して出題しています。


「プレミアム答練」

直前期(6月・7月)に実施します。
「労基・安衛」「労災・徴収」「雇用・徴収」「健保」「国年」「厚年」「一般」の全7回です。

選択式5問、択一式10問で構成しており、演習時間は50分解説時間は1時間20分です。

③改正箇所を意識した内容であり、選択式、択一式ともに、最終ラインで必ずつかんでおかなければならない箇所を重点的に出題しています。

問題構成としては、過去問ではなく、改正の問題を含めたオリジナル問です。

難易度は多少高いものの、問題を解き解説をお聴きいただくことで、自然に力が付いてきます。
復習しがいのある問題を多く取り扱っていますので、ここを乗り越えると合格が見えてきます。



「採点について」

個別の採点は、どちらの答練に関してもしておりません。

ただし、LIVE講義に参加される方の解答は集計させていただいていますので、①選択式、択一式の講評、②各問題(肢)ごとの正答率、③ランク別得点状況(S・A・B・C・Dランク)、④選択式チェック(選択式の解答を入れ込んだものに、間違えやすい選択肢を二重修正線で横に記載して、このようなダミーがあっても正解を選ばないといけないことがわかる選択式対策のためのもの)を、後日、通学の方にも通信の方にもお配りしております。

特に、③のランク別得点状況では、常にAランク以上に入ることを目指して学習していってください。
Aランク以上に入ることが、合格する必要条件と思っていただいて構いません。




なお、佐藤塾の答練に関しては、他の予備校と比べ、「答案練習がその日で完結すること」がよいとの合格者の方からのコメントを頂戴しています。以下、その文章を記載させていただきます。


(他の予備校との違いは、)「答案練習がその日で完結すること」です。
佐藤塾様では当たり前のことでしたが・・・・

以前他校で学習していたころ、午前中答案練習をやって、午後新しい教科の1回目というパターンが多かったです。過去問をベースにした答案練習ではありましたが、まちがった所をもやもやして先に進むことにひどく違和感がありました。
貴校では演習直後に解説が視聴でき、必要な関連知識もレジメで配布されたので同じ問題を間違える確率が格段に減りました!

答案練習はしょせん答案練習なので何点とって順位がどうかとかよりも、間違えた所をフォローアップすることの方がはるかに重要である、ということをお教えいただきました。
強調されてよいポイントだと思います。



2022年09月13日

通信Webで受講しようと考えている方にとって、次のような疑問が生じることがあります。

「Webでフルパック☆プラスを視聴する場合のスケジュールでは、最後の方の講義が8月に入ってからになりますが、復習する時間を考え合わせると間に合いますか?」というものです。


[回答] 

佐藤塾パンフレットのスケジュール表(パンフレット25ページ)をご覧いただくと、8月に入ってから講義を視聴することとなる講座として、「プレミアム答練一般常識」「弱点克服講義」「白書・統計数値解きまくり」の3つが挙げられます。

確かに本試験の直前となりますから、復習する時間が取れるかどうか、心配になるお気持ちはよくわかりますが心配無用です。
というのも、この3つの中の2つの講座の「弱点克服講義」「白書・統計数値解きまくり」の内容は、主に「白書・統計数値」対策がメインとなるためです。

「白書・統計数値」対策としては、次のように学習を進めていってください。
①佐藤塾ブログの1月頃から「ランチタイム・スタディ統計数値」を開始しますので、そちらをご覧いただき、少しずつ統計数値対策を施しておいてください。統計数値に「慣れる」感覚で適度に無理なく取り組むことが、嫌にならずに力を付けていくコツです。ここでは、過去に出題された問題も、2023年向けの数値に置き換えて出題(解説)していますので、すべて2023年試験対策で、そのまま覚えてしまっていいように作り変えています。
(いわば予習のようなもの)

②7月上旬のWeb視聴の「白書・統計数値対策講座」の際に、白書・統計数値テキストが配布され、佐藤としみ講師が試験に直結する重要事項とその意味するところをお伝えしますので、テキストを幾度どなく繰り返し読み込んでください。
(ここが最重要インプット)

③「白書・統計数値解きまくり」で、実際に演習問題を解いていただき、覚えたつもりであっても、不十分であったことに気が付きます。
(アプトプットで“抜け”の確認)

④「弱点克服講義」で、白書・統計数値テキストの約7割程度の項目を箇条書きで記載したpoint冊子で力ずくで押さえていきます。
(まとめ講義で調子を整える)

上記③、④は、メインとなる②の「白書・統計数値対策講座」の付随・補強的意味合いがあると思っていただくとよいでしょう。
②、③、④は、実は同じ箇所を、別角度で3巡しているわけであり、これにより、他の受験生よりも圧倒的な白書・統計数値の対策を施すことができるわけです。
①も含めたら4巡ということになり、「Plan-Do-Check-Act」的な位置づけと考えていただいてもいいかもしれません。
したがって、③、④は新しいことを学習するわけではありませんから、それほど復習に時間をかけなくても威力は十分、発揮します。

また、「プレミアム答練一般常識」は、最後に補強しておいてほしい箇所を問題として落とし込み、解いていただくことで再認識していただくことを意図しています。
「近年の判例」「統計数値の統計名を問う問題」「見落としがちな改正項目」「絶対に得点を逃してはならないがうっかりしている人が多いと思われる箇所(佐藤としみ講師選定)」を中心に問題を作成していますから、「プレミアム答練一般常識」も、どちらかというと、最終確認的な復習の意味合いが強いものですから、それほど復習に時間がとられません。

これらのことから、さほど心配する必要はないのではないでしょうか。


関連 ☞ 「選択式労一・社一が気がかりな方は、フルパック☆プラスで克服を!


2022年09月12日

「フルパック☆プラスを受講しようと考えていますが、初学者でも大丈夫ですか。」というご質問がありました。

[回答]

結論から申し上げますと、「大丈夫」です。

というのも、講師の佐藤としみ先生の講義は非常にわかりやすいため、ついていくことができます。
わかりにくい用語もかみ砕いてお伝えしますので、初学者の方も置いてきぼりにしません。

実は、以前は再受験生がほとんどでしたが、最近は初学者の人の割合が多くなってきています。

大手の予備校さんのように大々的な宣伝をしていないのに、初学者の人の割合が多くなっている理由ですが、「知り合いから聞いた。」という場合が割と多くあります。
お聞きする限り、その知り合いとは、開業社労士の方であることが多いようです。

初学者の方の場合の学習方法ですが、特別、変わることはありません。
先入観なしに、「興味・関心」を持って学習していっていただければと思います。



2022年09月06日

よくいただく質問の中のひとつに次のようなものがあります。

社会保険労務士の受験を指導している先生で、佐藤としみ先生の名前をよく聞きます。
不躾な質問で申し訳ありませんが、どのような先生でしょうか。


おおまかな特長を申し上げますと次のとおりです。
・以前、ナレーターをしていましたので、しゃべりが流暢です。
・工場等の危険を伴う職務が多い会社が顧問先に多かったこともあり、安衛法を専門としています。
・専門用語を使う際にも、再度、用語の意味を繰り返すなど、受講生を途中で置いてけぼりにしません
理詰めで話を展開していきますが、語呂合わせも多用します。
わかりやすい図表を多く使用します。(テキストに掲載されている図表も佐藤としみ講師が作成していますが、加えて講師レジュメでも追加しています。)
横断整理が得意で、通常のインプット講義の際から触れていきます。
白書・統計数値の講義に定評があり、インプット(白書・統計数値対策講座)、アウトプット(白書・統計数値解きまくり)とも深みがある講義を展開します。

19satou_ki
 佐藤 としみ講師

実際にお聴きいただいた方が早いと思いますので、無料体験にお越しいただくか、
こちらをご覧ください。