SR関連ニュース・記事

2024年03月05日

こんな記事がありました。

「男性の育休取得は100%、でもたった5日だけ…」家事と育児は結局、妻の役目? 家でぶらぶら「取るだけ育休」対策考える企業も


男性の育休取得率が高いと、企業のイメージは良くなりますが、実態は本来の目的にマッチしていない場合もあるようです。

今後は、取得率だけではなく、取得日数の方も注目されていくことになりそうですね。


参考までに・・・


2023年11月18日

こんな記事がありました。

秋の最上川飾る紅葉、赤→茶色に? 次々枯死する理由に「虫」

この記事の最後には、
「近年被害が目立つのは、木炭用のナラなどを切り倒して雑木林のバランスを管理してきた林業従事者が減ったためと言われる。」
とあるように、人手不足が影響しています。

実際、労働力調査では、農業・林業従事者数の推移は次のようになっています。
単位は「万人」です。
なお、これ以後、試験とはあまり関係ありませんので、気楽にご覧ください。

農林業別就業者数の推移


農業・林業従事者は、200万人を割って、192万人となっていますが、この中で林業従事者数はどのくらいかというと、「約5万人」となっています。

林業従事者は日本標準職業分類において、「育林従事者」、「伐木・造材・集材従事者」、「その他の林業従事者」に分けることができます。

この内訳についてそれぞれの推移を見てみると、「育林従事者」は昭和60(1985)年の74,259人から平成27(2015)年には19,400人と大きく減少しており、直近の10年間の比較でも67%となっています。

同様に人工造林の面積も、昭和60(1985)年の約11万haから平成27(2015)年には約2万5千haと大きく減少しています。
(林野庁資料より)


林業従事者数の推移


このように、人手不足は、紅葉にも影響してしまうんですね。
被害がこれ以上、拡大しなければいいのですが。
ちょっとショックな記事でした。




2023年11月13日

こんな記事がありました。

若者に広がる「バ畜」 週7でバイトや無理やりシフト 人手不足で…

人手不足を理由とした企業の倒産が、去年の2倍以上になっているとのことです。

白書の中でも、人手不足が様々な影響を及ぼしていることが取り上げられています。
参考にしてみてください。
 


2023年09月19日

こんな記事がありました。

「介護離職」防止へ企業向けガイドライン、年度内に策定…社員研修や相談窓口設置を盛る

記事には、「政府は今年度、会社員が親などの介護で離職するのを防ぐ手立てを、企業向けの指針(ガイドライン)としてまとめる。介護を家族内の問題だけではなく、企業の経営上の課題と捉え、社員向けの相談窓口を設置するといった具体的な支援体制を盛り込む。」とあり、社会福祉士が登場しますが、社労士も企業への制度の構築や研修等、様々な役割を果たせそうで、活躍の場が広がるように思われます。

また、「総務省が5年に1度行う就業構造基本調査によると、2022年の介護離職者は10万6000人と、前回調査(17年)より7000人増えた。介護をしながら働く人も364万6000人と、18万3000人増えており、両立支援が急務となっている。」とありますが、来年の試験に向けては、「就業構造基本調査」は白書・統計数値の大本命で、労一の選択式でくる可能性も十分考えられます。

記載された部分だけ、取り上げておきます。

◆ 介護をしている者は629万人で、うち有業者は365万人

介護をしている有業者



「介護・看護のため」に過去1年間に前職を離職した者について過去15年間の推移をみると、2007年から2017年にかけては減少を続けていたが、2017年から2022年にかけては増加に転じている。

介護離職者



参考までに。



2023年09月16日

こんな記事がありました。

「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観

この記事の中で、「実績がないまま年次だけ重ねていけば、自分は価値のない社会人になってしまう」という不安が書かれていますが、ゆるい会社で働くことで、仕事では「キャリア」を積み重ねていけないのであれば、今のうちに国家資格を取得して、自分の価値を高めることもありなのではないでしょうか。

ゆるい会社で働いているということは、おそらく学習する時間の余裕はあるはずです。

転職をして労働時間が長時間になってしまってからでは、学習時間の確保が困難になってしまうため、今のうちに自分の価値を高める資格を取得してしまうことも選択肢のひとつのように思われます。