安衛

2019年01月10日

「ランチタイム・スタディ」の第67問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月28日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2018本試験」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)をご覧ください。


さて、67問目は、選択式の労働安全衛生法です。

正答率51%の問題です。



<問題( 選択式 安衛 D )>

労働安全衛生法で定義される作業環境測定とは、作業環境の実態を把握するため空気環境その他の作業環境について行う D 、サンプリング及び分析(解析を含む。)をいう。


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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。


⑩ 気流の測定
⑫ 作業状況の把握
⑯ デザイン
⑲ モニタリング




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step2 正解は・・・



D → ⑯ デザイン (労働安全衛生法2条4号)


   

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step3 コメント

・選択式の労働安全衛生法のDは用語の定義でした。平成12年の本試験択一式でも出題されていることから正解を導きだしたい問題です。ただ、うろ覚えの場合には、Dの次にくる語句が「サンプリング」であるため、「⑲ モニタリング」を選んでしまう受験生が多く見受けられました。

・ここは、用語の意味を明確に押さえておく必要があります。「デザイン」とは、測定対象作業場の作業環境の実態を明らかにするために、当該作業場の諸条件に即した測定計画を立てることをいい、「サンプリング」とは、測定しようとする物の捕集等に適したサンプリング機器をその用法に従って適正に使用し、デザインにおいて定められたところにより試料を採取し、必要に応じて分析を行うための前処理をいい、最後にくる「分析(解析を含む)」とは、サンプリングした試料に種々の理化学的操作を加えて、測定しようとする物を分離し、定量し、又は解析することをいいます。「作業環境測定=デザイン・サンプリング・分析」と、セットで押さえておきましょう。



明日もがんばりましょう。



2018年11月21日

「ランチタイム・スタディ」の第37問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月28日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2018本試験」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)をご覧ください。

さて、37問目は、択一式の労働安全衛生法です。

正答率70%の問題です。

<問題( 択一式 安衛 問10 )>

〔問〕 労働安全衛生法第66条の10に定める医師等による心理的な負担の程度を把握するための検査(以下本問において「ストレスチェック」という。)等について、誤っているものは次のうちどれか。

A 常時50人以上の労働者を使用する事業者は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に、ストレスチェックを行わなければならない。

B ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者の職場における心理的な負担の原因に関する項目を含めなければならない。

C ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者への職場における他の労働者による支援に関する項目を含めなければならない。

D ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者の心理的な負担による心身の自覚症状に関する項目を含めなければならない。

E ストレスチェックを受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、検査の実施の事務に従事してはならないので、ストレスチェックを受けていない労働者を把握して、当該労働者に直接、受検を勧奨してはならない。



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step1 正解は・・・



E
   


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step2 解説


A 〇 (法66条の10第1項、法附則4条) 本肢のとおりである。なお、常時使用する労働者数が50人未満の事業場においては、当分の間、ストレスチェックの実施は努力義務とされている。

B 〇 (法66条の10、則52条の9第1号) 本肢のとおりである。ストレスチェックは、調査票を用いて、①職場における当該労働者の心理的な負担の原因に関する項目、②心理的な負担による心身の自覚症状に関する項目、③職場における他の労働者による当該労働者への支援に関する項目により検査を行い、労働者のストレスの程度を点数化して評価するとともに、その評価結果を踏まえて高ストレス者を選定し、医師による面接指導の要否を確認するものをいう。

C 〇 (法66条の10、則52条の9第3項) 本肢のとおりである。

D 〇 (法66条の10、則52条の9第2号) 本肢のとおりである。

E ☓ (法66条の10、則52条の10第2項、心理的な負担の程度を把握するための検査及び面接指導の実施並びに面接指導結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針) 前段部分は正しいが、監督的地位にある者が、ストレスチェックを受けていない労働者を把握して、当該労働者に直接、受検を勧奨することは「禁止されていない」。なお、指針によれば、事業者は、実施者からストレスチェックを受けた労働者のリストを入手する等の方法により、労働者の受検の有無を把握し、ストレスチェックを受けていない労働者に対して、ストレスチェックの受検を勧奨することができるものとされている。






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step3 コメント

・択一式の労働安全衛生法の問10は、ストレスチェックからの出題でした。問題文も短文であり論点が明確で基本的な内容でしたので、得点したいところです。



明日もがんばりましょう。




2018年10月22日

「ランチタイム・スタディ」の第15問です。

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さて、15問目は、択一式の労働安全衛生法です。

正答率78%の問題です。


<問題( 択一式 安衛 問8 )>

〔問〕 派遣労働者の安全衛生の確保に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 派遣元事業者は、派遣労働者を含めて常時使用する労働者数を算出し、それにより算定した事業場の規模等に応じて、総括安全衛生管理者、衛生管理者、産業医を選任し、衛生委員会の設置をしなければならない。

B 派遣労働者に関する労働安全衛生法第66条第2項に基づく有害業務従事者に対する健康診断(以下本肢において「特殊健康診断」という。)の結果の記録の保存は、派遣先事業者が行わなければならないが、派遣元事業者は、派遣労働者について、労働者派遣法第45条第11項の規定に基づき派遣先事業者から送付を受けた当該記録の写しを保存しなければならず、また、当該記録の写しに基づき、派遣労働者に対して特殊健康診断の結果を通知しなければならない。

C 派遣労働者に対する労働安全衛生法第59条第1項の規定に基づく雇入れ時の安全衛生教育は、派遣先事業者に実施義務が課せられており、派遣労働者を就業させるに際して実施すべきものとされている。

D 派遣就業のために派遣され就業している労働者に関する機械、器具その他の設備による危険や原材料、ガス、蒸気、粉じん等による健康障害を防止するための措置は、派遣先事業者が講じなければならず、当該派遣中の労働者は当該派遣元の事業者に使用されないものとみなされる。

E 派遣元事業者は、派遣労働者が労働災害に被災したことを把握した場合、派遣先事業者から送付された所轄労働基準監督署長に提出した労働者死傷病報告の写しを踏まえて労働者死傷病報告を作成し、派遣元の事業場を所轄する労働基準監督署長に提出しなければならない。



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step1 正解は・・・



C
   


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step2 解説

A 〇 (労働者派遣法45条1項) 本肢のとおりである。なお、安全管理者及び安全委員会については、派遣先がその設置について責任を負うこととされている。

B 〇 (法66条の3、平21.3.31基発第0331010号) 本肢のとおりである。派遣先が派遣労働者に対して行う特殊健康診断の結果は、一般健康診断の結果と併せて活用されることによって、派遣労働者に適切な健康管理が行われる必要があるので、派遣先が派遣労働者に対して特殊健康診断を行ったとき、又は派遣労働者から健康診断の結果を証明する書面の提出があったときは、派遣先は、個人票を作成しこれを保存するが、派遣元に対して個人票の写しを遅滞なく送付しなければならない。

C ☓ (法59条1項、労働者派遣法45条1項) 雇入れ時の安全衛生教育は、「派遣元」事業者に実施義務が課せられている。

D 〇 (法20条、法22条、労働者派遣法45条3項) 本肢のとおりである。法20条及び法22条の危険又は健康障害を防止するための措置に関する規定については、派遣先の事業を行う者を当該派遣中の労働者を使用する事業者と、当該派遣中の労働者を当該派遣先の事業を行う者に使用される労働者とみなして適用することとしている。

E 〇 (法100条、平21.3.31基発第0331010号) 本肢のとおりである。なお、派遣労働者が労働災害に被災した場合、派遣先事業者から当該労働災害の原因や対策について必要な情報提供を求め、雇入れ時等の安全衛生教育に活用するとともに、当該労働災害に係る業務と同種の業務に従事する派遣労働者にこれらの情報を提供するものとされている。





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step3 コメント

・択一式の労働安全衛生法の問8は、派遣労働者の安全衛生の確保に関する問題でした。Bがやや細かい内容でしたが、Cの正誤判断が容易であり、得点できた人が多かったように見受けられます。



明日もがんばりましょう。




2018年02月13日

「ランチタイム・スタディ」の第89問です。

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さて、87問目は、択一式の労働安全衛生法です。

正答率27%の問題で、難問です。

※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。
※正答率が3割を切りました。



<問題( 択一式 安衛 問10)>

〔問〕 労働安全衛生法第14条において作業主任者を選任すべきものとされている作業として、誤っているものは次のうちどれか。

A 木材加工用機械(丸のこ盤、帯のこ盤、かんな盤、面取り盤及びルーターに限るものとし、携帯用のものを除く。)を5台以上(当該機械のうちに自動送材車式帯のこ盤が含まれている場合には、3台以上)有する事業場において行う当該機械による作業

B 高さが2メートル以上のはい(倉庫、上屋又は土場に積み重ねられた荷(小麦、大豆、鉱石等のばら物の荷を除く。)の集団をいう。)のはい付け又ははい崩しの作業(荷役機械の運転者のみによって行われるものを除く。)

C つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業

D 動力により駆動されるプレス機械を5台以上有する事業場において行う当該機械による作業

E 屋内において鋼材をアーク溶接する作業




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step1 正解は・・・


E


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step2 解説

A 〇 (法14条、令6条6号) 本肢のとおりである。

B 〇 (法14条、令6条12号) 本肢のとおりである。

C 〇 (法14条、令6条15号) 本肢のとおりである。

D 〇 (法14条、令6条7号) 本肢のとおりである。

E ☓ (法14条、令6条) アーク溶接作業については、作業主任者を選任すべき事業場とされていない。なお、アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行う金属の溶接、溶断又は加熱の作業については、作業主任者の選任が義務付けられている(令6条2号)。



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step3 コメント

・択一式の労働安全衛生法の問10は、労働安全衛生法第14条における作業主任者を選任すべきものとされている作業に関する問題でした。作業の種類を覚えていないと解答できない難問で、合格者だけの正答率が全体正答率を下回っていることからも、本問は正解できないでよい問題といえます。このような問題は、時間をかけて考えても正解にたどりつくことは難しいため、見切りをつけて別の問題(特に見直し)に時間をかけたいところです。



明日もがんばりましょう。




2018年01月17日

「ランチタイム・スタディ」の第71問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、10月1日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2017」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



さて、71問目は、選択式の労働安全衛生法です。

正答率51%の問題です。




<問題( 選択式 安衛 D )>

労働安全衛生法第28条の2では、いわゆるリスクアセスメントの実施について、「事業者は、厚生労働省令で定めるところにより、建設物、設備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等による、又は作業行動その他業務に起因する D (第57条第1項の政令で定める物及び第57条の2第1項に規定する通知対象物による、 D を除く。)を調査し、その結果に基づいて、この法律又はこれに基づく命令の規定による措置を講ずるほか、労働者の危険又は健康障害を防止するため必要な措置を講ずるように努めなければならない。」と定めている。



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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。



⑥ 危害を防止するための法基準の遵守状況
⑦ 危険性又は有害性等
⑩ 災害事例における原因
⑪ 災害に関する統計情報



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step2 正解は・・・



⑦危険性又は有害性等(労働安全衛生法28条の2)



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step3 コメント


・選択式の労働安全衛生法のDについては、事業者の行う危険性又は有害性等の調査(リスクアセスメント)の実施からの出題でした。ここは、平成29年の改正点であることや平成19年の選択式でも出題実績があることなどから、改正を押さえていた方や過去問を選択式まで丹念に学習していた方は正解できた問題です。



明日もがんばりましょう。