2016年10月29日

平成26年度 国民医療費の概況」の第4回(最終回)です。

「平成26年度 国民医療費の概況」 1~4は、次のような構成としています。
・1:内容 → 「平成26年度 国民医療費の概況」の内容を抜粋
・2:過去問→ 「国民医療費の概況」の過去問の確認
・3:択一式練習問題 → 「平成26年度 国民医療費の概況」の「1.内容」と「2.過去問」を踏まえた択一式の練習問題
・4:選択式練習問題&まとめ → 「平成26年度 国民医療費の概況」の「1.内容」と「2.過去問」を踏まえた選択式の練習問題とまとめの図を掲載


第1回、第2回、第3回をご覧になっていない方は、
[ 1 内容 ][ 2 過去問 ][ 3 択一式練習問題 ]を先にお読みいただくと効果的です。


それでは、選択式の練習問題をやってみましょう。


[選択式練習問題] 次の文中の   の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。

1.平成26年度の国民医療費は A 兆円を超え、人口一人当たりの国民医療費は B 万円を超え、共に前年に比べ増加している。

2.平成26年度の国民医療費を制度区分別にみると、医療保険等給付分が約
 C 割、後期高齢者医療給付分が約3割、患者等負担分が約1割などとなっている。

3.平成26年度の国民医療費を財源別にみると、保険料が約 C 割であり、残りを公費、その他患者負担等が占めている。

4.平成26年度の国民医療費を年齢階級別にみると、65 歳以上が、約 D 割を占めている。また、人口一人当たり国民医療費を年齢階級別にみると、65歳以上は、 E 万円を超えている。



<選択肢>
① 1   ② 2   ③ 3   ④ 4   
⑤ 5       ⑥ 6   ⑦ 7   ⑧ 8
⑨ 9   ⑩ 10     ⑪ 20   ⑫ 30
⑬ 40  ⑭ 50  ⑮ 70      ⑯ 100  






<解答>
A → ⑬ 40  
B → ⑫ 30  
C → ⑤ 5
D → ⑥ 6
E → ⑮ 70  




<選択式練習問題のポイント>

1.平成26年度の国民医療費40兆円を超え人口一人当たりの国民医療費
30万円を超え、共に前年に比べ増加している。

・ここでは、くれぐれも「40」と「30」を逆にしないように。


2.平成26年度の国民医療費を制度区分別にみると、医療保険等給付分
約5割後期高齢者医療給付分約3割患者等負担分約1割などとなっている。

・医療保険等給付分の方が、後期高齢者医療給付分よりも多く、「医療保険等給付分:後期高齢者医療給付分:患者等負担分=5:3:1」と押さえてください。


3.平成26年度の国民医療費を財源別にみると、保険料約5割であり、残りを公費、その他患者負担等が占めている。

保険料の方が、公費よりも多いことを押さえておきましょう。


4.平成26年度の国民医療費を年齢階級別にみると、65 歳以上が、約6割を占めている。また、人口一人当たり国民医療費を年齢階級別にみると、65歳以上は、
70万円を超えている。

・日本の65 歳以上人口の割合(高齢化率)は、25%を超ている、すなわち、4人に1人が高齢者であるが、この25%の人の国民医療費の割合が、全体の6割を占めている。(仕方ないことではありますが・・)
・人口一人当たりの国民医療費は約30万円であるが、65歳以上だけを見ると約70万円であり2倍以上となっている。


(注)2~4においては、それぞれの項目が、「%」よりも「割合」の方が記憶に残ると考え、「約〇割」と表記しています。実際の統計数値の文面は、「%」で表示されています。([1.内容]参照)


<まとめの図>

国民医療費まとめの図[完成]





いかがでしたでしょうか。
少々、大変かもしれませんが、ここまで押さえておけば大丈夫でしょう。



この記事へのコメント

1. Posted by あるぴん   2016年10月29日 17:28
丁寧な解説ありがとうございます。
特に、図は解り易いです。比率が明記してあるので間隔手にも良いですね。
ただ、分かりやすいだけ内容が恐ろしい。
「65 歳以上が、約6割を占めている。また、人口一人当たり国民医療費を年齢階級別にみると、65歳以上は、
70万円を超えている。」 ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
これが超高齢社会の恐ろしい所なんでしょうね。
2. Posted by 管理人   2016年10月30日 08:30
あるぴんさん、コメントありがとうございます。

文章だけでは、なかなかイメージがわかないと思い、図を作成しました。
右脳で理解する方法ですので、何度も見て頭に叩き込んでください。

> 「65 歳以上が、約6割を占めている。また、人口一人当たり国民医療費を年齢階級別にみると、65歳以上は、
> 70万円を超えている。」 ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
> これが超高齢社会の恐ろしい所なんでしょうね。

こういったことは、高齢化が財政にもろに影響する典型みたいなものですね。
年金、医療、介護、そして生活保護など、高齢化になればなるほど制度の維持が課題になります。
そうなると、これらの深刻な情勢を理解している社労士が必要との認識になりますから、社労士試験では、ますますこの手の問題が出題されることになりそうです。

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