2016年10月22日


現在、このブログをご覧いただいている多くの方から、ランチタイム・スタディを楽しみにしていただいているというお声を頂戴しています。
本当にありがとうございます。

そこで、今回、ランチタイム・スタディの活用の仕方をお伝えします。

先日、ランチタイム・スタディに日頃、目を通されている方、数人とお話ししたところ、次のような形で活用していると仰っていました。

ⅰ 昼食後の休憩時間にアップされたばかりの1問に目を通し、翌朝、目覚めの1問として、もう1度、目を通す。
ⅱ 仕事の合間に本日のアップ分に目を通し、土日にその週にアップされた分すべてに再度、目を通す。
ⅲ 毎日、仕事の合間の時間に目を通し、土日には、どれか1科目分の問題に再度、目を通す。
 (現在は、問題数がある程度そろっているもの(現時点では、労基や安衛、労災)を取り上げているとのことです。)

いずれにせよ、大事なことは、その日にアップされた分は、その日に目を通ということです。

理由は5つあります。
Ⅰ 「勉強を勉強と認識しない」形で学習することができる
(※参考:そろばん“読上算”日本一少女!【やる気のスイッチ】の中の<6>やる気を出させるための工夫 ・勉強を勉強と思わせないこと 参照)
Ⅱ 「今日はどの問題がくるかな?」「おっ!この問題がきたか!」という期待感がいい方向に影響する
Ⅲ 一定の時間に目を通すことで、習慣にすることができる
Ⅳ 正答率がわかるので、「この問題を自分は間違えてしまったけど、多くの人はできていたんだな。」などと、1問1問を大事にその都度認識しながら取り組むことが可能
Ⅴ まとめてやるより、その場でやってしまう方がラク


社労士試験の学習は、一定のまとまった時間を作って、根を詰めて学習をすることも必要ですが、ランチタイム・スタディは、さりげなくラクな気持ちで取り組んでください。


これには、意味があります。


①仕事の合間の時間であれば、脳が仕事モードになっていて、多少、疲れたなと思える時刻にやるということは、学習に対して脳が飽きている(へきへきしている)状態で臨むわけではないので、リラックスして取り組むことができるため、記憶にしみこみやすい。
・要するに、脳が入っていきやすい状態(記憶されやすい状態)になっている。
脳が拒絶反応を起こしていない時をねらった効果的な時間帯にラクに記憶に留めることが可能である。
・ひと息ついて、また、仕事に打ち込める。


「学習する時間の間隔を空けない」という学習するうえでの鉄則を自然と実践していることになる。
・学習は、机に向かって落ち着いて取り組む時間も必要ですが、こまめにやれるものは、こまめにやった方が効果が高い。
(ランチタイム・スタディは、こまめにできるものであるのに、あえてまとめてやる必要がない。)


要するに、こまめに取り組んだ方が効果的ということです。

たとえば、週に14時間学習時間を確保できる場合に、
①月~金には毎日1.5時間学習し、土日で合計6.5時間学習する
②月~金は全く学習せず、土日にまとめて14時間学習する
という2つのケースを比べると、同じ学習時間であっても、①の方が効果が高くなります。


仕事のある平日は、「どの時間帯に目を通すか」を決めて、実践してみてください。
いつの間にか、知らないうちに、自分でもびっくりするようなすごい力が身に付いていることでしょう。


ポイントは・・
①仕事が一段落した時、休憩時間などのような「ほっとした瞬間」(リラックス状態の時)にやるとよい
②まとめてやるのではなく、1問1問、出題されたその日にやりきるのが効果的(反復の期間の効果大)。
③もう1度やる(2回目)場合には、ある一定の期間(たとえば、「今日と明日(※1)」や「今日と今週末(※2)」)を決めて反復するとよい
※1=本ブログの冒頭の「次のような形で活用していると仰っていました。」のⅰを参照
※2=本ブログの冒頭の「次のような形で活用していると仰っていました。」のⅱⅲを参照



みなさんそれぞれに合ったやり方があると思います。
ぜひ、上手に活用してください!!



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