2016年09月27日

次のようなご質問をいただきました。

[質問]

佐藤塾は白書に強いと聞きました。
どのような点で強いといえるのでしょうか。

次のように回答させていただきました。


今年の本試験選択式の労一のABCの問題はできましたか?
・現金給与額が労働費用総額に占める割合は約 A である。 A=8割
・現金給与以外の労働費用に占める法定福利費の割合は約 B になった。 B=6割
・法定福利費の中で最も大きな割合を占めているのが C である。 C=厚生年金保険料

白書第1分冊46ページ
佐藤塾では、この3問は白書講座のテキストに掲載(白書テキスト46ページ)し、講義でも詳しく解説をしています。
(白書テキスト46ページを添付しておきます。赤線や赤の囲みは該当箇所をわかりやすくするために入れています。)

なぜならば、平成23年の就労条件総合調査という、かなり古い調査ではあるものの、「労働費用」は、とても大切な項目だと認識していたからです。

また、該当箇所の過去問をテキストに掲載し、狙われる可能性が高いと注意喚起するようにしています。





その後の2016年向け弱点克服講義では、白書絡みの問題を演習問題として解いていただいたあとで解説を行いましたが、演習問題の択一式全24問中の1肢に出題し、白書講座でその箇所をぼんやりと受け流してしまったとしても、しっかりフォローしています。

さらに、オプションではありますが、総仕上げ講座では、持ち帰っていただく資料として、「労働統計数値POINTチェック」(全9ページ)と「厚生労働白書POINTチェック」(全14ページ)の中にも掲載していましたので、万全の態勢で臨むことができたと思います。

佐藤塾生は、今年の本試験の選択式は、対策を講じていたため、あまり苦戦しなかったように思います。
事実、選択労一が4点取れている方もいらっしゃいます。

このように、白書・統計数値対策講座では、出題される可能性のある項目は、極力テキストに掲載し(その割にはページ数はそれほど多くはありません。)、講義でその意味合いを的確にお伝えしていますので、選択式・択一式にかかわらず、白書の苦手意識を払しょくすることができます。

白書・統計数値対策講座は、直前期に行われますので、まだ先のことですが、インプット講義の中でも重要な統計資料が発表された際には、受講しているみなさんに随時、お伝えしていきますので、試験直前で慌てることなく、白書・統計数値の問題に対処することが可能となります。



この記事へのコメント

1. Posted by センちゃん   2016年09月27日 11:07
お世話になります。

今回の記事の中に記載のあった、オプションの総仕上げ講座に興味があります。

いつもHP確認しておりますが、この講座の告知は見逃しておりました。

毎年、いつ頃からこの講座の告知はされるのでしょうか?
2. Posted by 管理人   2016年09月27日 11:31
センちゃんさま、いつもお世話になります。
コメントいただき、ありがとうございます。

総仕上げ講座ですが、お盆の頃に実施しているものです。
告知ですが、直前講座を実施する時期(4月~6月位)に告知していますが、今回(2017年向け)は、早めに告知をしたいと思っています。

おそらく2016年向けの総仕上げ講座は、告知が遅かったために、見逃してしまったのだと思います。
スミマセン。m(_ _)m
3. Posted by ふぃりっぷ・うぇざぁ   2016年10月07日 06:20
受講を検討しております。
弱点克服講義はフルパック★プラスコースとなりますが、受講の面で自分には厳しいです。
貴校の合格者はやはり★プラスの受講生の方が多いのでしょうか?
4. Posted by 管理人   2016年10月07日 09:58
ふぃりっぷ・うぇざぁさん、コメントありがとうございます。
また、受講をご検討いただいているとのことについてもありがたく存じます。

さて、「フルパック」と「プラス」ですが、「どちらにすればいいのでしょうか?」というのは、かなり多くの方から受けるご質問です。
(特に、ガイダンスの際には、必ずといっていいほどこの質問を受けます。)
その際、一言で申し上げますと、今年の択一式の得点が45点以上であればフルパックで、そうでなければプラスをおすすめしています。

ただ、もう少し、詳しくお伝えした方がいいと思いますが、コメント欄では文章がそれなりに長くなってしまいますから、ブログの本文で「講座に関するご質問」という形で、どのようにお答えしているかを記載させていただきますので、そちらをご覧ください。
本日中にアップします。
5. Posted by ふぃりっぷ・うぇざぁ   2016年10月07日 11:53
ご回答ありがとうございます。
すみません、言葉が足りませんでした。
「★プラス」が「受講の面で厳しい」というのは、受講料とスケジュールの二つの面を意味します。
択一の点数は、今年の本試験は42点(自己採点)、ワンコイン模試は41点でした。ちなみに昨年の本試験は49点でした。
6. Posted by 管理人   2016年10月07日 12:34
昨年の本試験で択一式49点とのことですから、フルパックでいいかもしれませんね。
万全を期すのであれば、プラスの方になりますが・・

ブログ本体のこれからアップするものは、一般的に「どちらにしたらいいですか?」との質問をいただいた場合のお答えしている内容を掲載しますので、ご判断する材料にしてください。

コメントする

名前
 
  絵文字