2025年03月17日
いよいよインプット講義も最後の年金科目へ突入します。
社労士試験に合格する絶対条件と言っていいほどのものが、年金でどれだけの得点を稼ぐことができるかになります。
そのため、この時期はどれだけ年金の学習に時間をそそぐことができたかが学習のバロメーターとなります。
とはいっても、ひたすら学習に時間をかければいいというわけではなく、いかにうまくまとめ上げるかが肝心です。
そこで、学習の中心ともいえる「年金給付」のまとめ方をここではご案内します。
年金給付は、大きく分けると「老齢」「障害」「遺族」と分かれ、通常は〇〇年金という名称でそれぞれの給付が行われます。
(老齢基礎年金、障害厚生年金、付加年金、寡婦年金、加給年金額、振替加算、等)
それぞれについて、「支給要件」「支給額」「支給期間」がありますから、それぞれの年金給付ごとにまとめてみてください。
〇〇年金は、「どういうときに・どのくらい・いつからいつまで出る」かを押さえてしまうのです。

①どういう要件が整ったらもらえるかがまずきますが、上の図のように、②支給額が縦軸、③支給期間が横軸のようになり、四角形の面積がもらえる総支給額となるわけです。
これは、年金相談で聞かれる順番と同じす。
相談者は、まず「私は年金をもらえるのでしょうか?」という質問が最初にくる質問となります。
今までの保険料の支払い履歴などを調べて回答します。
そして、もらえるとなると、「いくらもらえますか?」と聞かれますので、額の計算を行い、偶数月に2か月分ずつもらえることをお伝えします。
最後に「いつから(いつまで)もらえるのですか?」という質問を受けることになります。
(その後は、手続きの仕方に進みます。)
この3つを各年金の種類ごとにまとめていけばいいのですが、できれば対となる年金を隣において、比較できるようにして、次の表のようにまとめてみてはいかがでしょうか。

上の表は「支給要件」「支給額」「支給期間」の3つに分けたもので、下の表は支給期間を更にはじめと終わりに分けたものになりますが、どちらでも構いません。
手書きでもワードやエクセルで打ち込んで作成してもいいです。
表を作成する際には、自分が年金相談をする立場になったつもりで相手に説明するようなイメージで取り組むといいでしょう。
更に応用バージョンとして、「〇〇年金を繰り上げた(繰り下げた)場合にはどうなる?」、「2つの給付の支給要件がどちらも満たされたらどうなる?」「障害の程度が増減したらどうなる?」などと、重なったり、条件が変わった場合にどうなるかに進むことになりますが、その場合にも、基礎が固まっていれば混乱せずに学習していけます。
そして、この応用バージョンの部分が特に択一式試験で問われます。
ここができる人とできない人の分かれる問題となるのです。
ぜひ、試してみてください。
社労士試験に合格する絶対条件と言っていいほどのものが、年金でどれだけの得点を稼ぐことができるかになります。
そのため、この時期はどれだけ年金の学習に時間をそそぐことができたかが学習のバロメーターとなります。
とはいっても、ひたすら学習に時間をかければいいというわけではなく、いかにうまくまとめ上げるかが肝心です。
そこで、学習の中心ともいえる「年金給付」のまとめ方をここではご案内します。
年金給付は、大きく分けると「老齢」「障害」「遺族」と分かれ、通常は〇〇年金という名称でそれぞれの給付が行われます。
(老齢基礎年金、障害厚生年金、付加年金、寡婦年金、加給年金額、振替加算、等)
それぞれについて、「支給要件」「支給額」「支給期間」がありますから、それぞれの年金給付ごとにまとめてみてください。
〇〇年金は、「どういうときに・どのくらい・いつからいつまで出る」かを押さえてしまうのです。

①どういう要件が整ったらもらえるかがまずきますが、上の図のように、②支給額が縦軸、③支給期間が横軸のようになり、四角形の面積がもらえる総支給額となるわけです。
これは、年金相談で聞かれる順番と同じす。
相談者は、まず「私は年金をもらえるのでしょうか?」という質問が最初にくる質問となります。
今までの保険料の支払い履歴などを調べて回答します。
そして、もらえるとなると、「いくらもらえますか?」と聞かれますので、額の計算を行い、偶数月に2か月分ずつもらえることをお伝えします。
最後に「いつから(いつまで)もらえるのですか?」という質問を受けることになります。
(その後は、手続きの仕方に進みます。)
この3つを各年金の種類ごとにまとめていけばいいのですが、できれば対となる年金を隣において、比較できるようにして、次の表のようにまとめてみてはいかがでしょうか。

上の表は「支給要件」「支給額」「支給期間」の3つに分けたもので、下の表は支給期間を更にはじめと終わりに分けたものになりますが、どちらでも構いません。
手書きでもワードやエクセルで打ち込んで作成してもいいです。
表を作成する際には、自分が年金相談をする立場になったつもりで相手に説明するようなイメージで取り組むといいでしょう。
更に応用バージョンとして、「〇〇年金を繰り上げた(繰り下げた)場合にはどうなる?」、「2つの給付の支給要件がどちらも満たされたらどうなる?」「障害の程度が増減したらどうなる?」などと、重なったり、条件が変わった場合にどうなるかに進むことになりますが、その場合にも、基礎が固まっていれば混乱せずに学習していけます。
そして、この応用バージョンの部分が特に択一式試験で問われます。
ここができる人とできない人の分かれる問題となるのです。
ぜひ、試してみてください。