2025年02月14日
「ランチタイム・スタディ 2025統計数値」の107日目は、「外国人雇用状況の届出状況(令和6年10月末現在)について」から「外国人雇用状況」の過去問焼き直し問題で選択式です。
<過去問(外国人雇用状況)>
労働施策総合推進法に基づく外国人雇用状況の届出制度は、外国人労働者(特別永住者、在留資格「外交」・「公用」の者を除く。)の雇用管理の改善や再就職支援などを目的とし、 A の事業主に、外国人労働者の雇入れ・離職時に、氏名、在留資格、在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることを義務付けている。
令和5年10月末現在の「「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(厚生労働省)」をみると、国籍別に最も多い外国人労働者は B であり、中国、フィリピンがそれに続いている。
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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。
[Aの選択肢]
① 従業員数51人以上 ② 従業員数101人以上
③ 従業員数301人以上 ④ すべて
[Bの選択肢]
① ネパール ② ブラジル ③ ベトナム ④ ペルー
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step2 正解は・・・
A ④ すべて (労働施策総合推進法28条1項、同則12条)
B ③ ベトナム (外国人雇用状況の届出状況(令和6年10月末現在)について)
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step3 コメント
・外国人雇用状況の届出状況(令和6年10月末現在)についてより、外国人雇用状況の問題です。平成29年本試験の選択式に出題された箇所ですが、外国人労働者数が100万人という大台を超えたのが平成28年であったことから出題されたものと思われますが、令和3年10月には約170万人、令和4年10月には約180万人、そして令和5年10月には200万人超え、令和6年には230万人超えで、過去最大となっています。
・Bのベトナムは、最も外国人労働者が多い国です。 かつては「中国」が最も多かったのですが、「ベトナム」が抜き1番になり、その差を広げています。実際の平成29年本試験では当時、1位の中国ではなく、2位のベトナムが問われましたが、ベトナムの伸びが大きかったことによるものと思われます。
次回もがんばりましょう。