2025年02月05日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の99日目は、「令和6年就労条件総合調査結果の概況」から「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の過去問焼き直し問題です。

<過去問(変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況)>

〔問〕 変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は、「令和6年就労条件総合調査結果の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 変形労働時間制の有無を企業規模計でみると、変形労働時間制を採用している企業の割合は約6割であり、これを変形労働時間制の種類(複数回答)別にみると、「1年単位の変形労働時間制」が「1か月単位の変形労働時間制」よりも多くなっている。

B 変形労働時間制を採用している企業のうち、1年単位の変形労働時間制を採用している企業の割合が最も多く、変形労働時間制を採用している企業を企業規模別にみると、企業規模が大きくなるほど採用割合が高い。

C フレックスタイム制を採用している企業割合は、3割を超えている。

D みなし労働時間制を採用している企業の割合は全体では約1割強だが、企業規模が大きくなるほど採用している企業の割合が高くなる傾向がみられる。

E みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合は、10パーセントに達していない。



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step1 正解は・・・


C


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step2 解説

A 〇 (令和6年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。(R4-2B)

B 〇 (令和6年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。(H18-2A改)

C × (令和6年就労条件総合調査結果の概況)フレックスタイム制を採用している企業割合は「1割を超えていない」。(H28-4C)

D 〇 (令和6年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。(H24-5D)

E 〇 (令和6年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。(H28-4B)



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step3 コメント

・「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の過去問です。「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」は、企業割合、労働者割合の数字や順番と共に、企業規模別での違いを同時に押さえておかないといけない箇所であり、やっかいですが、「就労条件総合調査」は令和4年度本試験でも出題されているように、たびたび出題されている要チェックの統計ですから、避けて通れないところです。

・本問のように、基本的な数字がわかっていると、Cの正誤判断ができるだけで正解を導けます。


次回もがんばりましょう。



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