2025年01月23日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の88日目は、「令和5年度能力開発基本調査」から「職業能力開発」の調査記載内容です。


職業能力開発

【令和5年度能力開発基本調査】


(10)教育訓練休暇制度の導入状況について【企業調査】

教育訓練休暇制度の導入状況は、「導入している」とする企業は8.0%、「導入をしていないが、導入を予定している」とする企業は9.9%となり、「導入していないし、導入する予定はない」とする企業が81.9%で最多となった。

<ポイント>
・教育訓練休暇制度を導入している企業は1割に満たず、導入予定の企業は約1割、導入しないとする企業が約8割に上っています。企業としては、休みを付与したくない思惑があるようです。


(11)労働者に求める能力・スキルについて【企業調査】

企業の発展にとって最も重要と考える労働者の能力・スキルについて、管理職を除く正社員では、50歳未満では、「チームワーク、協調性・周囲との協働力」(60.0%)、「職種に特有の実践的スキル」(40.4%)の順で、50歳以上では、「マネジメント能力・リーダーシップ」(56.1%)、「チームワーク、協調性・周囲との協働力」(42.8%)の順で、それぞれ多くなっている。

正社員以外では、「チームワーク、協調性・周囲との協働力」(58.6%)、「職種に特有の実践的スキル」(36.3%)の順で多くなっている。

<ポイント>
・「チームワーク・協調性」が大半なのですが、50歳以上の正社員については、「リーダーシップ」が求められています。


次回もがんばりましょう。



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