2024年12月02日
「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の49日目は、「令和5年「労働安全衛生調査」(実態調査)の概況」から「労働者の健康状況」の調査記載事項です。
労働者の健康状況
【令和5年「労働安全衛生調査」(実態調査)の概況】
② 仕事や職業生活に関するストレスの相談状況
現在の自分の仕事や職業生活でのストレスについて相談できる人がいる労働者の割合は94.9%となっている。
ストレスを相談できる人がいる労働者について、相談できる人(複数回答)をみると、「家族・友人」が71.7%と最も多く、次いで「同僚」が64.9%となっている。
男女別にみると男性は「上司」が68.9%と最も多く、次いで「家族・友人」が67.1%、女性では「家族・友人」が77.1%と最も多く、次いで「同僚」が63.2%となっている。
ストレスについて相談できる人がいる労働者のうち、実際に相談したことがある労働者の割合は73.0%となっており、その中で実際に相談した相手(複数回答)をみると、「家族・友人」が65.7%と最も多く、次いで「同僚」が60.0%となっている。
男女別にみると男性は「上司」が60.8%と最も多く、次いで「家族・友人」が59.0%、女性では「家族・友人」力73.1%と最も多く、次いで「同僚」62.7%となっている。
<ポイント>
・ストレスについて相談できる人がいる労働者は9割超、実際に相談した労働者は7割超です。
・相談相手は、「家族・友人」が最も多く、次いで「同僚」になりますが、男性の方がどちらかというと「上司」の傾向が強く、女性は「家族・友人」の傾向が強いことが読み取れます。なお、昨年までは、「上司」と「同僚」が同じカテゴリーの「上司・同僚」とされていましたが、今回からは分けられています。
次回もがんばりましょう。