2024年11月01日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の25日目は、「令和4年就業構造基本調査結果の概要(全国結果)」から「就業の状態」の過去問で選択式です。なお、ここでは、新しい数値に焼き直しすることが難しいため、当時のままの掲載としています。過去に就業構造基本調査では、このような問題が出題されていることを知っておくことが肝心です。


<問題(就業構造基本調査)>

1 我が国の就業・不就業の実態を調べた「就業構造基本調査(総務省)」をみると、平成24年の男性の年齢別有業率は、すべての年齢階級で低下した。同年の女性については、M字カーブの底が平成19年に比べて【 A 】。

2 我が国の就業・不就業の実態を調べた「就業構造基本調査(総務省)」をみると、平成29年の女性の年齢別有業率は、平成24年に比べて【 A 】した。また、平成29年調査で把握された起業者総数に占める女性の割合は約【 B 】割になっている。


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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。

Aの選択肢
① 25~29歳から30~34歳に移行した
② 30~34歳から35~39歳に移行した
③ 30~34歳で変化しなかった
④ 35~39歳で変化しなかった

Bの選択肢
⑤ 20歳代以下の層のみ低下
⑥ 30歳代と40歳代で低下
⑦ 65歳以上の層のみ上昇
⑧ すべての年齢階級で上昇

Cの選択肢
⑨ 1  ⑩ 2  ⑪ 3  ⑫ 4


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step2 正解は・・・

A → ② 30~34歳から35~39歳に移行した(平成24年就業構造基本調査)(平27選択式)

B → ⑧ すべての年齢階級で上昇(平成29年就業構造基本調査)(令元選択式)

C → ⑩ 2(平成29年就業構造基本調査)(令元選択式)

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step3 コメント

・「平成24年及び平成29年就業構造基本調査」からの出題で、平成27年本試験、令和元年本試験の選択式そのものです。「就業構造基本調査」は5年ごとの統計になりますが、直近2回の「就業構造基本調査」である「平成24年就業構造基本調査」、「平成29年就業構造基本調査」とも、①調査が公表された翌年か翌々年の本試験に出題されていること、②しかも選択式に出題されていることが特徴です。「令和4年就業構造基本調査」は、令和5年7月21日に公表され、令和6年度本試験には出題されませんでした。したがって、以前の傾向からすると、令和7年度本試験までは出題される可能性があると思っておいた方がよさそうです。



次回もがんばりましょう。




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