2024年10月31日
「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の24日目は、「令和4年就業構造基本調査結果の概要(全国結果)」から「就業の状態」の調査記載内容です。
就業の状態
【令和4年就業構造基本調査結果の概要(全国結果)】
(9)転職就業者及び離職非就業者
過去5年間に前職を辞めた転職就業者及び離職非就業者についてみると、転職就業者は1,246万人となっており、5年前に比べ19万人増加している。
離職非就業者は749万人となっており、5年前に比べ33万人減少している。
前職の離職理由(「その他」を除く。以下同じ。)別にみると、「労働条件が悪かったため」が233万人で最も多く、次いで「病気・高齢のため」が216万人、「定年のため」が173万人などとなっている。
5年前に比べ、最も増加しているのは、「自分に向かない仕事だった」(25万人の増加)で、次いで「病気・高齢のため」(13万人の増加)などとなっている。
一方、最も減少しているのは、「出産・育児のため」(33万人の減少)で、次いで「定年のため」(20万人の減少)などとなっている。
「出産・育児のため」に過去1年間に前職を離職した者について過去15年間の推移をみると、2012年から2022年にかけて減少を続けている。
「介護・看護のため」に過去1年間に前職を離職した者について過去15年間の推移をみると、2007年から2017年にかけては減少を続けていたが、2017年から2022年にかけては増加に転じている。
次回もがんばりましょう。