2024年10月19日
「日頃から早めに習得!白書・統計数値【ランチタイム・スタディ2025】」の14日目は、「令和5年労働組合活動等に関する実態調査の概況」から「労働組合活動の実態」の調査記載内容です。
労働組合活動の実態
【令和5年労働組合活動等に関する実態調査の概況】
(10)賃金・退職給付制度の改定に関する状況
①正社員について
正社員の賃金・退職給付制度について、過去1年間に組合員が所属する事業所において改定又は導入が「実施された」事項をみると、「賃金制度の改定」65.4%が最も高く、次いで「退職給付算定方法の見直し」23.4%、「確定拠出年金制度や他の退職年金制度等の導入、移行」19.6%などとなっている。
各事項ごとに改定又は導入が「実施された」と回答した労働組合について、改定又は導入にあたって「労働組合の関与あり」の場合の労働組合の関与の仕方(複数回答)をみると、すべての事項において「労使協議機関で協議した」が高くなっている。
②正社員以外の労働者(派遣労働者を除く)について
正社員以外の労働者(派遣労働者を除く)について、過去1年間に組合員が所属する事業所において「賃金制度の改定」が「実施された」は34.4%、「退職給付制度の導入」が「実施された」は15.6%となっている。
労働組合の関与の仕方(複数回答)をみると、「賃金制度の改定」は「団体交渉をおこなった」が56.2%、「退職給付制度の導入」は「労使協議機関で協議した」が54.3%と高くなっている。
次回もがんばりましょう。