2024年10月07日

できれば1週間単位で、学習する場所時間定型化し、習慣にしてしまいましょう。

予備校を利用する場合であれば、「いつ・どこで」講義を視聴して、その後の復習(おっかけ復習)を「いつ・どこで・何を」するかを決め、表か何かに落とし込みます。

まずは、講義を「いつ」聴くかです。
講義を聴く場合には、音声を伴いますから、どこでもいいという訳にはいきません。
たとえイヤホンを使用するとしても、周りに迷惑にならない環境でなければなりません。

また、できたらですが、疲れている時に視聴するのは得策ではないので、自分にとって頭が冴えている日時を選ぶ方がいいです。
勿論、過去問を解いたり、テキストを読んだりする際も、疲れていないに越したことはないのですが、講義視聴はぼんやりと聴いてしまってはもったいないからです。
集中して聴きたいこともあり、できるだけ頭が冴えている時間帯を選んでください。

それが平日の朝なのか、土曜日なのか、日曜日なのか、人によって違ってくるものと思いますが、自分自身のクオリティが一番高い時を選定してください。

また、講義視聴には、一定の時間が必要となりますから、通勤電車の中の細切れ時間で視聴するということもできませんから、ある程度、まとまった時間の確保が必要になります。

講義視聴する日時が決まったら、続いてその後の復習に当てる時間を決めましょう。
佐藤塾のパックで受講されている方には、講義の倍の時間の復習をお願いしていますので、1週間当たり講義時間を含めて15時間(講義視聴時間を除くと10時間)の復習をする時間帯を設定してください。

あまりきつきつに入れ込むと、できなかったときに穴があいてしまいますから、「予備」のような時間も入れておくとよいでしょう。

ある程度の時間帯が決まれば、次は「どこで」学習するかです。
外で学習を行う場合には、テキストや過去問の教材を持ち運ばないといけませんから、持ち運べる状態である必要があります。

煮詰まらないためにも、自宅以外の場所もリストアップしておきましょう。

なお、週間学習スケジュールは、基本的なものを作ってからは、一定の期間、試してみて、実際にできるかどうかを確認し、できない場合には、少しずつでも時間帯や場所の修正をしていくといいです。

また、週間学習スケジュールは、1つだけでなく、「仕事が忙しい場合」や「日曜に予定が入ってしまった場合」、「雨の日バージョン(たとえば、通勤電車で学習しようと思っていても、傘があるとできない。)」など、スケジュール2、スケジュール3など、いくつか作っておいてもいいでしょう。
ただ、あまり作り過ぎると、訳が分からなくなってしまいますので、3つ程度がいいのではないかと思われます。

10月後半は、「捗る時間帯」はいつで、「捗る場所」はどこかを明確にして、週間学習スケジュール通りにこなせるかどうかを試してみてください。
これだというスケジュールが定まったら、あとはそれを習慣にしていけばしめたものです。

インプットの時期は長丁場になりますから、習慣化して学習をこなしていくことができれば楽になります。
また、ある程度、こなすことができるようになれば、逆にできないと気持ち悪いという感覚になっていきます。

10月中に設定し、試行錯誤してみてください。
11月からの学習が花開くことになるでしょう。
がんばってみてください。


参考 ☞ 「「学習時間を増やす工夫」について


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