2024年09月15日
講座をご検討いただいている方からのご質問を受けました。
『「フルパック」と「フルパック☆プラス」のどちらにすればいいですか?』というものです。
実は、この質問は、ガイダンスなどを実施した際に、よく聞かれる質問です。
順を追って、説明させていただきます。
1.「フルパック」と「フルパック☆プラス」の違いは?
次の図のように、「フルパック」にはなくて、「フルパック☆プラス」(以後、「プラス」と呼びます。)にある講座は、「白書・統計数値解きまくり講座」という白書・統計数値のアウトプット講座に、「主要6科目選択式トレーニング」「横断対策講座」「弱点克服講義」を加えた4講座になります。
(プラスの図で、紫色で塗られた部分がフルパックに加わっている講座です。)
2.「プラス」を選ぶ基準は?
次のような方は「プラス」をお薦めします。
・「基礎」からみっちり学習をしたい方
・今年の択一式の得点より「10点」以上、伸ばしたい方
・白書・統計数値対策を万全にしておきたい方
・最近、自分の「記憶力」に自信が無いという方
3.「プラス」の大きな目的は、択一式の得点力のアップと白書・統計数値対策
「プラス」には、択一式の得点をアップするために必須となる「横断」整理と、主要6科目選択式対策のトレーニング、選択式労一・社一対策の2講座が入っています。
簡単に4講座の概要をご説明しておきます。
① 「横断対策講座」
横断学習をすると択一式の得点がアップする理由は、「気づき」が早くなるからです。
たとえば、消滅時効の年数を問う問題で、2年なのか5年なのかは、横断学習をしていればすぐに正解することができます。
ところが横断学習をしていないと、考えた挙句、正解にたどりつくことになります。
ここで重要なのは、たとえ正解できたとしても、「時間」を失うということです。
横断項目をしっかり学習できていると、瞬時にわかる問題が多くなり、その結果、「空き時間」が生まれ、同時に「心のゆとり」がでてきます。
その時間を見直しにあてることで、3~5点のアップが見込め、合格ラインを突破することが可能となります。
よく、「後で考えたら、できるはずの問題だったのに・・」と言う方がいますが、これは「見直しできる時間さえあれば、拾える問題だったのに・・」と置き換えることができます。
択一式の時間対策は、「早読み」や「飛ばし(正解がわかったらあとの選択肢は見ない)」ではなく、「気づきの早さ」で十分カバーできるのです。
② 「主要6科目選択式トレーニング」
インプット講義が一通り終了した直前期に差し掛かる頃、「インプット講義でやったことをすっかり忘れてしまった。」という方が中にはいらっしゃいます。
そこで、インプット講義終了後に、主要法令(労基・労災・雇用・健保・国年・厚年)のまとめの講座をご用意いたしました。
いわば、インプット講義終了後の忘れかけた時期に行うダブルインプットというべき講座です。
ただし、単なるまとめでは、重要箇所の繰り返しを行うだけになってしまいます。
そこで、選択式対策にも役立つよう、選択式に特化したインプット講座としました。
ここでは、プレミアムテキストを使って講義を展開していきます。
各科目3時間ですので、講義終了後は、選択式対策のためのテキストの読み込みをするのもよし、ここでまとめたことを起点に、各科目の総まとめを行うのもよしだと思います。
穴埋め形式の「トレーニングノート」と「解答」をお配りして、書き込むトレーニングをします。
例年、本試験で効果を発揮したと仰る方も多くいらっしゃいます。
この主要6科目の選択式の対策ができれば、残る選択式は、労一、社一の2科目ということになります。
(パンフレット10ページ右上段より)
③ 「白書・統計数値解きまくり講座」
白書や統計数値に関する学習は、自分一人で学習するとしたら、厚生労働白書や労働経済白書に目を通し、数ある各種統計数値を押さえなければなりません。
漏れがないように学習しようと思うと相当な時間を要し、だからといって必ずしも得点できるとは限りません。
例年、選択式の労一、社一で出題された場合、苦戦を強いられる問題が多く、かなりの学習を積んできた方でも、一筋縄ではいきません。
第一、どこまで覚えればいいのかがわからず、他の法令科目とは学習の仕方や目の付け所も違うため、苦手とされる方が多いのが特徴です。
そこで、資格学校が行っている白書講座を受講し、白書や各種統計を要約したテキストを読み返すことで、重要箇所を頭に入れていくことをしていく方が効率的です。
ただ、テキストと講師の解説で要点を押さえていきたいものの、なかなかすんなり頭に入らないのも事実です。
「白書・統計数値解きまくり」は、白書のインプット学習を終えた方を対象に、試験委員が狙いそうな箇所を実際に問題として落とし込み、「覚えたはずと錯覚している箇所」をあぶりだしていきます。
ここで一度、痛い思いをしておけば、その箇所は本試験では間違えることはないはずです。
白書・統計数値のアウトプット講座は珍しく、「白書・統計数値解きまくり」は、佐藤塾の中でも評判の高い講座です。
④ 「弱点克服講義」
最後にどうしてもお伝えしておかなければならない重要項目を、ここでは取り上げます。
2023年向け講座では、「判例対策」「助成金対策」「調査名対策」「調査手法対策」「労務管理の基本」を行いました。
さらに、「合格を果たすための11法則」をお伝えすることで、本試験超直前の学習の仕方、合格を呼び込む気持ちの持ち方、本試験に臨む心構え・スタンス、本試験での解法テクニック等を披露していきます。
たとえば、「学習の仕方」だけでも、①インプット時期(10月~4月)、②直前期(5月~7月)、③超直前期(8月)で、違うやり方になります。
「弱点克服講義」を気に入っていただける方も多く、お配りした「まとめ冊子」を本試験会場まで持っていかれれる方もいらっしゃるようです。
※弱点克服講義の単体売りはしておりません。
4.「フルパック」と「プラス」の受講者はどちらが多い?
佐藤塾は択一式を伸ばしたい人が多く集まりますから、択一式が30点台の人が多く、そのため「プラス」を選ぶ人が圧倒的に多い(例年、9割以上はプラス)です。
なぜなら、他の予備校で学習したものの、一向に得点が伸びないという方が、最後の駆け込み寺として門をたたくケースが多いからです。
ただ、元々、択一式45点以上の得点の方は、過去問対策や横断対策は既にできている方が多いため、インプット講義をしっかり受講していただいたうえで、テキストの読み込みをその都度行っていただければ高得点を期待できることから、「フルパック」で十分だと思われます。
ただし、択一式が高得点の方であっても、白書・統計数値対策、選択式対策を十分に施しておきたいという方は、「プラス」をお選びください。
以前のブログでも触れましたが、択一式の得点が50点以上であったものの選択式のある科目で基準点割れをしてしまい合格できなかったという人ほど、白書・統計数値対策を含む選択式対策を万全にして、絶対に合格したいという気持ちが強いため、こちらからお薦めしなくてもプラスを当然のように選んでいます。
それぞれの方の置かれた状況に応じて、お決めいただければ幸いです。
なお、フルパック☆プラスに関しては、以前のブログにも掲載していますので、ご確認ください。
『「フルパック」と「フルパック☆プラス」のどちらにすればいいですか?』というものです。
実は、この質問は、ガイダンスなどを実施した際に、よく聞かれる質問です。
順を追って、説明させていただきます。
1.「フルパック」と「フルパック☆プラス」の違いは?
次の図のように、「フルパック」にはなくて、「フルパック☆プラス」(以後、「プラス」と呼びます。)にある講座は、「白書・統計数値解きまくり講座」という白書・統計数値のアウトプット講座に、「主要6科目選択式トレーニング」「横断対策講座」「弱点克服講義」を加えた4講座になります。
(プラスの図で、紫色で塗られた部分がフルパックに加わっている講座です。)
2.「プラス」を選ぶ基準は?
次のような方は「プラス」をお薦めします。
・「基礎」からみっちり学習をしたい方
・今年の択一式の得点より「10点」以上、伸ばしたい方
・白書・統計数値対策を万全にしておきたい方
・最近、自分の「記憶力」に自信が無いという方
3.「プラス」の大きな目的は、択一式の得点力のアップと白書・統計数値対策
「プラス」には、択一式の得点をアップするために必須となる「横断」整理と、主要6科目選択式対策のトレーニング、選択式労一・社一対策の2講座が入っています。
簡単に4講座の概要をご説明しておきます。
① 「横断対策講座」
横断学習をすると択一式の得点がアップする理由は、「気づき」が早くなるからです。
たとえば、消滅時効の年数を問う問題で、2年なのか5年なのかは、横断学習をしていればすぐに正解することができます。
ところが横断学習をしていないと、考えた挙句、正解にたどりつくことになります。
ここで重要なのは、たとえ正解できたとしても、「時間」を失うということです。
横断項目をしっかり学習できていると、瞬時にわかる問題が多くなり、その結果、「空き時間」が生まれ、同時に「心のゆとり」がでてきます。
その時間を見直しにあてることで、3~5点のアップが見込め、合格ラインを突破することが可能となります。
よく、「後で考えたら、できるはずの問題だったのに・・」と言う方がいますが、これは「見直しできる時間さえあれば、拾える問題だったのに・・」と置き換えることができます。
択一式の時間対策は、「早読み」や「飛ばし(正解がわかったらあとの選択肢は見ない)」ではなく、「気づきの早さ」で十分カバーできるのです。
② 「主要6科目選択式トレーニング」
インプット講義が一通り終了した直前期に差し掛かる頃、「インプット講義でやったことをすっかり忘れてしまった。」という方が中にはいらっしゃいます。
そこで、インプット講義終了後に、主要法令(労基・労災・雇用・健保・国年・厚年)のまとめの講座をご用意いたしました。
いわば、インプット講義終了後の忘れかけた時期に行うダブルインプットというべき講座です。
ただし、単なるまとめでは、重要箇所の繰り返しを行うだけになってしまいます。
そこで、選択式対策にも役立つよう、選択式に特化したインプット講座としました。
ここでは、プレミアムテキストを使って講義を展開していきます。
各科目3時間ですので、講義終了後は、選択式対策のためのテキストの読み込みをするのもよし、ここでまとめたことを起点に、各科目の総まとめを行うのもよしだと思います。
穴埋め形式の「トレーニングノート」と「解答」をお配りして、書き込むトレーニングをします。
例年、本試験で効果を発揮したと仰る方も多くいらっしゃいます。
この主要6科目の選択式の対策ができれば、残る選択式は、労一、社一の2科目ということになります。
(パンフレット10ページ右上段より)
③ 「白書・統計数値解きまくり講座」
白書や統計数値に関する学習は、自分一人で学習するとしたら、厚生労働白書や労働経済白書に目を通し、数ある各種統計数値を押さえなければなりません。
漏れがないように学習しようと思うと相当な時間を要し、だからといって必ずしも得点できるとは限りません。
例年、選択式の労一、社一で出題された場合、苦戦を強いられる問題が多く、かなりの学習を積んできた方でも、一筋縄ではいきません。
第一、どこまで覚えればいいのかがわからず、他の法令科目とは学習の仕方や目の付け所も違うため、苦手とされる方が多いのが特徴です。
そこで、資格学校が行っている白書講座を受講し、白書や各種統計を要約したテキストを読み返すことで、重要箇所を頭に入れていくことをしていく方が効率的です。
ただ、テキストと講師の解説で要点を押さえていきたいものの、なかなかすんなり頭に入らないのも事実です。
「白書・統計数値解きまくり」は、白書のインプット学習を終えた方を対象に、試験委員が狙いそうな箇所を実際に問題として落とし込み、「覚えたはずと錯覚している箇所」をあぶりだしていきます。
ここで一度、痛い思いをしておけば、その箇所は本試験では間違えることはないはずです。
白書・統計数値のアウトプット講座は珍しく、「白書・統計数値解きまくり」は、佐藤塾の中でも評判の高い講座です。
④ 「弱点克服講義」
最後にどうしてもお伝えしておかなければならない重要項目を、ここでは取り上げます。
2023年向け講座では、「判例対策」「助成金対策」「調査名対策」「調査手法対策」「労務管理の基本」を行いました。
さらに、「合格を果たすための11法則」をお伝えすることで、本試験超直前の学習の仕方、合格を呼び込む気持ちの持ち方、本試験に臨む心構え・スタンス、本試験での解法テクニック等を披露していきます。
たとえば、「学習の仕方」だけでも、①インプット時期(10月~4月)、②直前期(5月~7月)、③超直前期(8月)で、違うやり方になります。
「弱点克服講義」を気に入っていただける方も多く、お配りした「まとめ冊子」を本試験会場まで持っていかれれる方もいらっしゃるようです。
※弱点克服講義の単体売りはしておりません。
4.「フルパック」と「プラス」の受講者はどちらが多い?
佐藤塾は択一式を伸ばしたい人が多く集まりますから、択一式が30点台の人が多く、そのため「プラス」を選ぶ人が圧倒的に多い(例年、9割以上はプラス)です。
なぜなら、他の予備校で学習したものの、一向に得点が伸びないという方が、最後の駆け込み寺として門をたたくケースが多いからです。
ただ、元々、択一式45点以上の得点の方は、過去問対策や横断対策は既にできている方が多いため、インプット講義をしっかり受講していただいたうえで、テキストの読み込みをその都度行っていただければ高得点を期待できることから、「フルパック」で十分だと思われます。
ただし、択一式が高得点の方であっても、白書・統計数値対策、選択式対策を十分に施しておきたいという方は、「プラス」をお選びください。
以前のブログでも触れましたが、択一式の得点が50点以上であったものの選択式のある科目で基準点割れをしてしまい合格できなかったという人ほど、白書・統計数値対策を含む選択式対策を万全にして、絶対に合格したいという気持ちが強いため、こちらからお薦めしなくてもプラスを当然のように選んでいます。
それぞれの方の置かれた状況に応じて、お決めいただければ幸いです。
なお、フルパック☆プラスに関しては、以前のブログにも掲載していますので、ご確認ください。