2024年05月16日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の105日目は、「「令和4年度雇用均等基本調査」の概況」から「女性の雇用管理の実態」の推定予想問題です。なお、昨日はお休みしてしまいましたが、直前期で時間が取りにくくなってしまっているため、今後もお休みしてしまうことがありえますので何卒ご了解ください。


<問題(女性の雇用管理の実態)>

〔問〕 女性の雇用管理の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「「令和4年度雇用均等基本調査」の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 多様な正社員制度の実施状況は、「勤務できる(制度が就業規則等で明文化されている)」が44.1%となっている。

B 多様な正社員制度の各種制度ごとの導入状況(複数回答)をみると、「短時間正社員制度」が最も多く、次いで「勤務地限定正社員制度」、「職種・職務限定正社員制度」となっている。

C セクシュアルハラスメントを防止するための対策に「取り組んでいる」企業割合、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントを防止するための対策に「取り組んでいる」企業割合、パワーハラスメントを防止するための対策に「取り組んでいる」企業割合は、いずれも8割を超えており、企業規模が大きいほど割合が高い。

D 妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントを防止するための対策に取り組んでいる企業の取組内容(複数回答)をみると、「就業規則・労働協約等の書面で方針を明確化し、周知している」が最も高い。

E 過去3年間に、セクシュアルハラスメントに関する相談実績又は事案のあった企業は4.7%、過去3年間に、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントに関する相談実績又は事案のあった企業は0.5%、過去3年間に、パワーハラスメントに関する相談実績又は事案のあった企業は11.2%であった。


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step1 正解は・・・

A

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step2 解説

A × (「令和4年度雇用均等基本調査」の概況) 多様な正社員制度の実施状況は、「勤務できる(制度が就業規則等で明文化されている)」が「24.1%」となっている。

B 〇 (「令和4年度雇用均等基本調査」の概況) 本肢のとおりである。

C  (「令和4年度雇用均等基本調査」の概況) 本肢のとおりである。

D 〇 (「令和4年度雇用均等基本調査」の概況) 本肢のとおりである。

E 〇 (「令和4年度雇用均等基本調査」の概況) 本肢のとおりである。



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step3 コメント

・「「令和4年度雇用均等基本調査」の概況」からの出題です。多様な正社員の記述は出題されやすいと思われます。覚えるのは面倒なところですが、ご自身の職場と比較したりして押さえていきましょう。
・Cの「対策に「取り組んでいる」企業割合は、いずれも8割を超えており」とあるところは、前年はいずれも8割に届いていませんでしたので、数値が大きく動いたところです。
・Eについては、数値を覚える必要はありませんが、多い順番くらいは押さえておきましょう。覚え方としては、パワハラは全従業員、セクハラは主に女性従業員、マタハラは妊産婦の従業員と考えた場合に、人数が多い順に割合が多いと考えるといいでしょう。




次回もがんばりましょう。




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