2024年04月16日
「ランチタイム・スタディ 2024統計数値」の87日目は、「一般職業紹介状況(令和5年分)について」から「労働力需給の動向」の推定予想問題(一部、過去問を含む)です。
<推定予想問題(労働力需給の動向)>
〔問〕 労働力需給の動向に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A 有効求人倍率とは、有効求人数を有効求職者数で除した率であり、この数値が1より大きいか小さいかで、労働市場の需要超過、供給超過の状態を知ることができる。
B たとえば、有効求人倍率1.08倍とは、仕事を探す人100人に対して108人分の仕事がある状態を指し、1を下回れば仕事不足を意味する。
C 令和5年平均の有効求人倍率は1.31倍となり、前年を上回った。
D 令和5年平均の有効求人は前年に比べ0.9%減となり、有効求職者は1.4%増となった。
E 労働市場の動向を示す指標である求人倍率は、求人数を求職者数で除することにより得られる。求人倍率には新規求人と新規求職者の比である新規求人倍率と、有効求人と有効求職者の比である有効求人倍率があり、後者は景気の動向とほぼ一致した動きを示し、前者は先行的な動きを示すとされている。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step1 正解は・・・
D
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step2 解説
A 〇 本肢のとおりである。
B 〇 本肢のとおりである。
C 〇 (一般職業紹介状況(令和5年)について) 本肢のとおりである。
D × (一般職業紹介状況(令和5年)について) 令和5年平均の有効求人は前年に比べ0.9%「増」となり、有効求職者は1.4%「減」となった。
E 〇 本肢のとおりである。(H13-4A)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step3 コメント
・「一般職業紹介状況(令和5年)について」から「労働力需給の動向」の択一式問題でした。ここでは、令和5年平均の有効求人倍率「1.31倍」という数値をまず覚え、その意味合いと増減を押さえておいてください。
次回もがんばりましょう。
