2024年02月26日
遅くなりました。「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の46日目は、「派遣労働者の実態」の推定予想問題です。
<問題(派遣労働者の実態)>
〔問〕 派遣労働者の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年派遣労働者実態調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 派遣労働者が就業している事業所について、過去1年間に同一の組織単位での派遣就業期間が個人単位の期間制限(3年)に到達した派遣労働者がいた割合は24.6%となっている。
B 派遣労働者について年齢階級別にみると、「45~49歳」と「50~54歳」が最も高い。
C 派遣労働者の平均年齢は44.3歳となっている。
D 派遣労働者について、現在行っている派遣業務(複数回答)をみると、「一般事務」が最も高く、次いで「物の製造」となっている。これを性別にみると、男は「物の製造」が、女は「一般事務」が、最も高くなっている。
E 派遣労働者について、現在の派遣元との労働契約の期間をみると、「期間の定めはない」が最も高く、次いで「2か月を超え3か月以下」となっている。これを派遣の種類別にみると、登録型は「期間の定めはない」が最も高く、登録型以外は「2か月を超え3か月以下」が最も高くなっている。
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step1 正解は・・・
E
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step2 解説
A 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。なお、派遣労働者が就業している事業所について、就業している派遣労働者数階級をみると、「1~4人」が68.1%と最も高くなっている。
B 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。
C 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。
D 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。
E ×(令和4年派遣労働者実態調査)派遣労働者について、現在の派遣元との労働契約の期間をみると、「期間の定めはない」が最も高く、次いで「2か月を超え3か月以下」となっている。これを派遣の種類別にみると、登録型は「2か月を超え3か月以下」が最も高く、登録型以外は「期間の定めはない」が最も高くなっている。
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step3 コメント
・「派遣労働者の実態」の問題で択一式からの出題です。今回、取り上げたA~Eの問題は、いずれもプレスリリースに掲載されている事項となりますので、割と重要な箇所です。本問Eのように、入れ替えて誤りにするパターンについては、よくよく考えるとわかるはずですので、落ち着いて解答してください。
次回もがんばりましょう。