2024年02月16日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の38日目は、「令和4年派遣労働者実態調査」から「派遣労働者の実態」の調査記載内容です。

派遣労働者の実態

【令和4年派遣労働者実態調査】

(5)派遣労働者の待遇決定方式【事業所調査】【新規調査項目】

派遣労働者が就業している事業所について、派遣労働者の待遇決定方式(複数回答)をみると、労使協定方式の対象となる派遣労働者を受け入れている事業所が37.0%派遣先均等・均衡方式の対象となる派遣労働者を受け入れている事業所が29.4%となっている。

これを派遣労働者数階級別にみると、派遣労働者を多く受け入れている事業所ほど労使協定方式をとっている派遣労働者を受け入れている割合が高くなっている。


(6)派遣労働者の不合理な待遇格差の解消に必要な情報の提供【事業所調査】【新規調査項目】

派遣労働者が就業している事業所について、派遣労働者の不合理な待遇格差の解消に向けた派遣先労働者の待遇情報及び派遣労働者の派遣先における職務の評価情報の提供について、派遣元事業所から情報の提供が求められ、実際に提供したことがある事業所を提供した情報の種類別にみると、「福利厚生施設(給食施設、休憩室、更衣室)」が46.1%と最も高く、次いで「派遣先が行った派遣労働者の職務の評価情報(働きぶりや勤務態度)」が32.2%、「業務に必要な能力を付与するための教育訓練」が27.6%となっている。


次回もがんばりましょう。



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