2024年01月29日
「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の22日目は、「令和4年就労条件総合調査結果の概況」から「定年制等」の推定予想問題です。
<問題(定年制等)>
〔問〕 定年制等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年就労条件総合調査結果の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 定年制を定めている企業割合は9割を超えており、これを定年制の定め方別にみると、「一律に定めている」がほとんどである。
B 一律定年制を定めている企業について、「65歳以上」を定年年齢とする企業割合は、2割以上となっており、産業別にみると、「運輸業,郵便業」が最も高い。
C 一律定年制を定めている企業のうち、勤務延長制度若しくは再雇用制度若しくは両方の制度がある企業割合は9割を超えている。
D 一律定年制を定めている企業のうち、勤務延長制度若しくは再雇用制度若しくは両方の制度がある企業割合を制度別にみると、「勤務延長制度のみ」の企業割合は約1割、「再雇用制度のみ」の企業割合は約6割、「両制度併用」の企業割合は約2割となっている。
E 一律定年制を定めており、かつ勤務延長制度又は再雇用制度がある企業のうち、最高雇用年齢を定めている企業割合は、勤務延長制度がある企業では7割を超え、再雇用制度がある企業では9割を超えている。
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step1 正解は・・・
E
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step2 解説
A 〇 (令和4年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。
B 〇 (令和4年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。
C 〇 (令和4年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。
D 〇 (令和4年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。
E × (令和4年就労条件総合調査結果の概況) 一律定年制を定めており、かつ勤務延長制度又は再雇用制度がある企業のうち、最高雇用年齢を定めている企業割合は、勤務延長制度がある企業では「5割」を超え、再雇用制度がある企業では「7割」を超えている。
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step3 コメント
・「令和4年就労条件総合調査結果の概況」から「定年制等」の問題です。あまり興味のわかない内容だと思われますが、ここではほとんどの企業が「再雇用制度のみ」を採用しているというDの箇所が最重要となります。
次回もがんばりましょう。
