2023年12月31日

「ランチタイム・スタディ(2023本試験)」の第96問です。

96問目は、選択式の雇用保険法です。

正答率20%の問題です。

※難問です。
※本問を含めてあともう3問です。

<問題( 選択式 雇用 E)>

60歳の定年に達した受給資格者であり、かつ、基準日において雇用保険法第22条第2項に規定する就職が困難なものに該当しない者が、定年に達したことを機に令和4年3月31日に離職し、同年5月30日に6か月間求職の申込みをしないことを希望する旨を管轄公共職業安定所長に申し出て受給期間の延長が認められた後、同年8月1日から同年10月31日まで疾病により引き続き職業に就くことができなかった場合、管轄公共職業安定所長にその旨を申し出ることにより受給期間の延長は令和5年 E まで認められる。



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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。

① 7月31日  ② 9月30日
③ 10月31日  ④ 12月31日


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step2 正解は・・・


E → ③ 10月31日(法20条2項、手引50286)
   

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step3 コメント

・選択式の雇用保険法のEは、「法20条2項の受給期間の延長が認められた者が、法20条1項の受給期間の延長を申請した場合の取扱い」で、疾病又は負傷等の理由により職業に就くことができない期間の日数がある場合の取扱いを問う問題でした。事例であるうえに難易度が高く、ここは多くの受験生が時間を取られ苦戦していました。選択式で事例問題がくる傾向が強まっていることと、選択式の労基は当然のこととして、労災、労一でも判例問題がくる傾向が強まっていることが、ここ数年の選択式の出題傾向です。選択式で事例問題がきた場合には、この1問だけにとらわれることなく、時間配分と他の4肢の徹底した見直しを行うことで3点の確保(場合によっては、何が何でも2点の確保)を図ることが肝心です。



次回もがんばりましょう。



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