2023年07月31日
「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の166日目は、「令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果」から「高年齢者雇用確保措置の実施状況等」の調査記載内容です。
高年齢者雇用確保措置の実施状況等
【令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果】
(1)高年齢者雇用確保措置の実施状況
① 全体の状況
高年齢者雇用確保措置(以下「雇用確保措置」という。)を実施済みの企業は、報告した企業全体で99.9%で、中小企業では99.9%、大企業では99.9%であった。
② 雇用確保措置を実施済みの企業の内訳
雇用確保措置を実施済みと報告した全企業について、雇用確保措置の措置内容別に見ると、定年制度の見直し(下記Ⅰ、Ⅱ)よりも、継続雇用制度の導入(下記Ⅲ)を行うことで雇用確保措置を講じている企業が多い。
Ⅰ「定年制の廃止」により雇用確保措置を講じている企業は3.9%
Ⅱ「定年の引上げ」により雇用確保措置を講じている企業は25.5%
Ⅲ「継続雇用制度の導入」により雇用確保措置を講じている企業は70.6%
③ 65歳以上の継続雇用制度のある企業の状況
65歳以上の「継続雇用制度の導入」を行うことで雇用確保措置を講じている企業(166,335社)を対象に、継続雇用制度の内容を見ると、希望者全員を対象とする制度を導入している企業は83.0%であった。
明日もがんばりましょう。
