2023年07月27日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の163日目は、「労働力調査(基本集計)」及び「労働力調査詳細集計」から、「若年層の雇用動向」の調査記載内容です。


若年層の雇用動向

【労働力調査(基本集計)令和4年平均(速報)結果の概要】
【労働力調査詳細集計(速報)令和4年平均結果の概要】


(1)若年無業者は1万人の減少

若年無業者数は、2022年平均で57万人と、前年に比べ1万人の減少となった。

35~44歳無業者数は、2022年平均で36万人と、前年と同数となった。


<ポイント>
・「若年無業者」とは、ここでは、15~34 歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない者としています。したがって、若年層の完全失業者とは別に、57万人の若年無業者がいることになります。

(完全失業者は「労働力人口」の方に含まれますが、若年無業者は「非労働力人口」の方に含まれます。)


(2)「パート・アルバイト及びその希望者」のうち若年層は6万人の減少

パート・アルバイト及びその希望者」のうち若年層(いわゆるフリーター)の数は、2022年平均で132万人と、前年に比べ6万人の減少となった。

男女別にみると、男性61万人と3万人の減少女性71万人と3万人の減少となった。


<ポイント>
・「フリーター」とは、「15~34歳の男性又は未婚の女性(学生を除く)で、パート・アルバイトして働く者又はこれを希望する者」のことをいいます。試験の際には、ニート(若年無業者)とフリーターを混同しないよう気をつけましょう。



次回もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字