2023年04月26日
「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の93日目は、「「令和3年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」から「育児休業制度等」の調査記載内容です。
育児休業制度等
【「令和3年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)】
(10)育児のための所定労働時間の短縮措置等の利用状況
育児のための所定労働時間短縮措置等の各制度を導入している事業所のうち、制度の利用者(令和2年10月1日から令和3年9月30日までの間に制度の利用を開始した者(開始予定の申出をしている者を含む。)をいう。以下同じ。)がいた事業所の割合を措置ごとにみると、「テレワーク(在宅勤務等)」22.4%、「短時間勤務制度」17.0%、「始業・終業時刻の繰上げ・繰下げ」12.8%、「育児の場合に利用できるフレックスタイム制度」10.7%、「育児に要する経費の援助措置」10.6%、「育児休業に準ずる措置」8.5%、「所定外労働の制限」8.2%、「事業所内保育施設」7.6%となっている。
育児のための所定労働時間の短縮措置等の各制度がある事業所における制度利用者の利用内訳をみると、女性については「短時間勤務制度」が38.1%と最も高く、次いで、「テレワーク(在宅勤務等)」18.2%、「所定外労働の制限」13.0%となっている。
一方、男性については、「テレワーク(在宅勤務等)」69.3%が最も高く、次いで、「育児の場合に利用できるフレックスタイム制度」10.4%、「始業・終業時刻の繰上げ・繰下げ」6.8%となっている。
<ポイント>
・ここでは、育児のための所定労働時間短縮措置等の制度を利用した労働者が、実際にどの制度を利用しているかを記しています。試験対策としては、割合はほとんど覚える必要はありません。一番利用している制度は何かが重要で、場合によっては、上位3つは何かがわかればいいでしょう。「テレワーク」「短時間勤務」「始業・終業時刻」の3つであり、男性は「テレワーク」、女性は「短時間勤務」です。
次回もがんばりましょう。