2023年03月30日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の72日目は、「毎月勤労統計調査令和4年分結果確報」から「現金給与総額、総実労働時間数、常用雇用の動き」の調査記載内容です。


現金給与総額、総実労働時間数、常用雇用の動き

【毎月勤労統計調査令和4年分結果確報】

(2)総実労働時間数

令和4年の一人平均月間総実労働時間は、規模5人以上で前年比0.1%増136.1時間となった。


総実労働時間のうち、所定内労働時間は、0.3%減の126.0時間となった。

所定外労働時間は、4.6%増の10.1時間となった。

また、製造業の所定外労働時間は、6.2%増の14.4時間となった。

なお、月間の時間数を12倍して年換算すると、総実労働時間1,633時間、所定内労働時間は1,512時間となった(令和3年:総実労働時間1,633時間、所定内労働時間1,517時間)。

総実労働時間を就業形態別にみると、一般労働者0.2%増162.3時間、うち所定内労働時間は148.5時間(0.3%減)となった。

パートタイム労働者1.0%増79.6時間、うち所定内労働時間は77.4時間(0.8%増)となった。


<ポイント>

・一般労働者、パートタイム労働者の総実労働時間は、共に増えています。

・一人平均月間総実労働時間は約140時間、一般労働者は約160時間、パートタイム労働者は約80時間です。

・景気動向を見るうえで重要な製造業の所定外労働時間は伸びています。




次回もがんばりましょう。



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