2023年03月11日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の57日目は、「令和3年有期労働契約に関する実態調査(個人調査)」から「有期労働契約の実態」の調査記載事項です。


有期労働契約の実態

【令和3年有期労働契約に関する実態調査(個人調査)】


(5)無期転換の希望の有無等

有期契約労働者の無期転換の希望の有無について、「無期転換することを希望する」は18.9%で、うち希望する無期転換の方法は「無期転換ルールを用いて無期転換することを希望する77.9%、「無期転換ルール以外の方法により無期転換することを希望する22.1%となっている。

<ポイント>
・「無期転換することを希望する」有期契約労働者は約2割であり、希望する無期転換の方法は「無期転換ルールを用いて無期転換する」希望者が圧倒的に多いことがわかります。


有期契約労働者が無期転換を希望する理由(複数回答)は、「雇用不安がなくなるから」81.2%が最も高く、次いで「長期的なキャリア形成の見通しや、将来的な生活設計が立てやすくなる から」55.6%、「その後の賃金・労働条件の改善が期待できるから」35.0%となっている。

<ポイント>
・有期契約労働者が無期転換を希望する理由は、ずばり長期雇用にあります。


有期契約労働者が無期転換を希望しない理由(複数回答)は、「高齢だから、定年後の再雇用者だから」40.2%が最も高く、次いで「現状に不満はないから」30.2%となっている。



次回もがんばりましょう。



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