2023年03月06日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の52日目は、「令和2年有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」から「有期労働契約の実態」の調査記載事項です。


有期労働契約の実態

令和2年有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)


(7)有期契約労働者を雇用できなくなった場合の事業運営上の影響と理由

有期契約労働者を雇用できなくなった場合の事業運営上の影響をみると、「有期契約労働者がいないと事業が成り立たない」が62.4%と高い

「有期契約労働者がいないと事業が成り立たない」と回答した事業所について、その理由(複数回答)をみると、「人件費コストが増大するから」が41.1%と最も高い

<ポイント>
・「有期契約労働者がいないと事業が成り立たない」とする企業は半数以上で、その理由は「人件費コスト」とされています。人員が不足する時にだけ期間限定で採用して、その時期をしのいでいることが読み取れます。


(8)1回当たりの契約期間

人事管理上最も重要と考えている職務タイプについて、1回当たりの契約期間をみると、「6か月超~1年以内」が55.9%と最も多く、次いで「3か月超~6か月以内」が16.2%となっている。

職務タイプ別にみると、いずれも「6か月超~1年以内」が最も高いが、「高度技能活用型」で「3年超」30.4%が次いで高くなっている。




次回もがんばりましょう。



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