2023年02月25日
「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の45日目は、「労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の調査記載内容です。
雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)
【労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要】
雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)
【労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要】
(1)非正規の職員・従業員が多い年齢階級は男性では65歳以上、女性では45~54歳
非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2022年平均で65歳以上が206万人と最も多く、女性は45~54歳が373万人と最も多くなった。
雇用形態別にみると、パート・アルバイトが1,474万人と、前年に比べ11万人の増加などとなった。
<ポイント>
・男性の非正規が多い年齢層は65歳以上で、女性の非正規が多い年齢層は45歳~54歳層と明確な違いがあります。
・パート・アルバイトは、約1,500万人です。
(2)非正規の職員・従業員の割合は、65歳以上で76.4%
非正規の職員・従業員の割合を年齢階級別にみると、65歳以上は2022年平均で76.4%と、前年に比べ0.5ポイントの上昇、15~24歳は50.4%と1.6ポイントの上昇などとなった。
[年齢階級別非正規の職員・従業員の割合の推移]
<ポイント>
・まず、非正規労働者の割合は、全体で36.9%と4割弱であることを押さえましょう。その中で、非正規労働者の割合が多い年齢層が、最も多いのが65歳以上であり突出していて、次に多いのが15~24歳となります。
・非正規の占める割合は、65歳以上が最も多く約75%(4人に3人)、15~24歳が約50%(2人に1人)です。
次回もがんばりましょう。
syarousisikenn at 11:30│コメント(0)