2023年02月17日
「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の第38回は、「労働力調査(基本集計)」から「失業の動向」の調査記載内容です。
失業の動向
【労働力調査(基本集計)令和4年平均(速報)結果の概要】
失業の動向
【労働力調査(基本集計)令和4年平均(速報)結果の概要】
(1)完全失業者 ―― 完全失業者は16万人の減少
完全失業者数は、2022年平均で179万人と、前年に比べ16万人の減少(3年ぶりの減少)となった。
男女別にみると、男性は107万人と10万人の減少、女性は73万人と5万人の減少となった。
<ポイント>
・完全失業者数は減少し、約180万人です。
・完全失業者は、女性より男性の方が多い状況です。
(2)完全失業率 ―― 完全失業率は2.6%と、前年に比べ0.2ポイントの低下
完全失業率(労働力人口に占める完全失業者の割合)は、2022年平均で2.6%と、前年に比べ0.2ポイントの低下(4年ぶりの低下)となった。
男女別にみると、男性は2.8%と0.3ポイントの低下、女性は2.4%と0.1ポイントの低下となった。完全失業率の男女差は0.4ポイントとなった。
<ポイント>
・完全失業率は2.6%です。3%にはいっていません。
・完全失業率の男女差は、平成10年以降25年連続で男性が女性を上回って推移しています。
次回もがんばりましょう。