2022年12月18日
81問目は、選択式の社会保険一般常識です。
正答率40%の問題です。
<問題( 選択式 社一 B )>
企業型確定拠出年金の加入者又は企業型確定拠出年金の加入者であった者(当該確定拠出年金に個人別管理資産がある者に限る。)が死亡したときは、その者の遺族に、死亡した者の死亡の当時主としてその収入によって生計を維持されていなかった配偶者及び実父母、死亡した者の死亡の当時主としてその収入によって生計を維持されていた子、養父母及び兄弟姉妹がいた場合、死亡一時金を受け取ることができる遺族の第1順位は、 B となる。ただし、死亡した者は、死亡する前に死亡一時金を受ける者を指定してその旨を企業型記録関連運営管理機関等に対して表示していなかったものとする。
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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。
Bの選択肢
⑬ 子 ⑭ 実父母 ⑱ 配偶者 ⑳ 養父母
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step2 正解は・・・
B → ⑱ 配偶者(確定拠出年金法41条)
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step3 コメント
・選択式の社会保険一般常識のBは、正解肢の「配偶者」と「子」のどちらになるかで迷った方が多かったと思われます。テキストの該当箇所をしっかりと読み込んでいれば正解できたはずの問題ですが、そうはいっても、細かい箇所ではありますので、難易度が高かった問題といえます。
■死亡一時金を受けることができる遺族は、次に掲げる者である(法41条)。
①配偶者(届出をしていないが、死亡した者の死亡の当時事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む)
②子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であって死亡した者の死亡の当時、主としてその収入によって生計を維持していたもの
③②に掲げる者のほか、死亡した者の死亡の当時、主としてその収入によって生計を維持していた親族
④子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であって②に該当しないもの
明日もがんばりましょう。