2022年12月25日
88問目は、択一式の厚生年金保険法です。
正答率30%の問題です。
<問題( 択一式 厚年 問4 )>
〔問〕 次のアからオの記述のうち、厚生年金保険法第85条の規定により、保険料を保険料の納期前であっても、すべて徴収することができる場合として正しいものの組合せは、後記AからEまでのうちどれか。
ア 法人たる納付義務者が法人税の重加算税を課されたとき。
イ 納付義務者が強制執行を受けるとき。
ウ 納付義務者について破産手続開始の申立てがなされたとき。
エ 法人たる納付義務者の代表者が死亡したとき。
オ 被保険者の使用される事業所が廃止されたとき。
A(アとウ) B(アとエ) C(イとウ)
D(イとオ) E(ウとオ)
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step1 正解は・・・
D
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step2 解説
ア × (法85条)法人たる納付義務者が法人税の重加算税を課されたときは、繰上徴収の対象とならない。
イ 〇 (法85条)納付義務者が強制執行を受けるときは、繰上徴収の対象となる。
ウ × (法85条)納付義務者について破産手続開始の申立てがなされたときは、繰上徴収の対象とならない。なお、破産手続開始の決定を受けたときは、繰上徴収の対象となる。
エ × (法85条)法人たる納付義務者の代表者が死亡したときは、繰上徴収の対象とならない。
オ 〇 (法85条)被保険者の使用される事業所が廃止されたときは、繰上徴収の対象となる。
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step3 コメント
・択一式の厚生年金保険法の問4は、保険料の繰上徴収からの出題でした。ここは、多くの人が学習している箇所ではありますが、明確に覚えていないと太刀打ちできなくなります。
明日もがんばりましょう。