2022年07月27日
「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の159日目は、「裁量労働制実態調査(令和元年)」から「裁量労働制の実態」の調査記載事項です。
裁量労働制の実態
【裁量労働制実態調査(令和元年)】
(5)事業場に設けられている健康・福祉確保措置 [適用事業場調査]
専門型裁量労働制の適用労働者がいる適用事業場に設けられている適用労働者に対する健康・福祉確保措置別事業場割合は、
「労働者の勤務状況及び健康状態に応じて、健康診断を実施する」が最も高く、
次いで、「心と体の健康相談窓口を設置する」、
「休暇取得促進措置(年次有給休暇の連続取得など)を講じる」
である。
企画型裁量労働制の適用労働者がいる適用事業場に設けられている裁量労働制における健康・福祉確保措置別事業場割合は、
「一定時間以上の勤務や休日労働が行われた場合に、産業医等による面接指導を受けさせる」が最も高く、
次いで、「心と体の健康相談窓口を設置する」、
「休暇取得促進措置(年次有給休暇の連続取得など)を講じる」
である。
(6)事業場に設けられている苦情処理措置 [適用事業場調査]
適用事業場に設けられている適用労働者からの苦情処理措置別事業場割合は、
「人事担当部署等に相談窓口を設置」が最も高く、
次いで、「上司への申出」
である。
<ポイント>
・(5)の事業場に設けられている健康・福祉確保措置では、専門型、企画型で1番目の項目が違っていることが要注意です。
次回もがんばりましょう。
