2022年04月21日

「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の90日目は、「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」から「子の看護休暇制度、介護休暇制度、労働基準法に基づく母性保護制度、多様な正社員制度」の推定予想問題です。


<問題(子の看護休暇制度、介護休暇制度、労働基準法に基づく母性保護制度、多様な正社員制度)>

〔問〕 子の看護休暇制度、介護休暇制度、労働基準法に基づく母性保護制度、多様な正社員制度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 子の看護休暇制度の規定がある事業所の割合、介護休暇制度の規定がある事業所の割合共に約6割であり、これを規模別にみると、いずれも規模が大きくなるほど規定がある事業所割合は高くなっている。

B 産前産後に関する休業期間の規定について、「単胎妊娠及び多胎妊娠ともに法定どおり」(単胎:産前6週間産後8週間、多胎:産前14週間産後8週間)とする事業所は約9割である。

C 産前産後休業期間中の賃金、育児時間中の賃金、生理休暇中の賃金を「有給」とする事業所の割合は、いずれも2割台である。

D 平成30年10月1日から令和元年9月30日の間に出産し、出産後職場復帰(育児休業後職場復帰した者も含む。)した女性労働者がいた事業所のうち、令和2年10月1日までの間に育児時間の請求者がいた事業所の割合は約2割であった。

E 多様な正社員制度の導入状況は約6割である。




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step1 正解は・・・


E


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step2 解説

A 〇 (「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」) 本肢のとおりである。

B 〇 (「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」) 本肢のとおりである。

C 〇 (「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」) 本肢のとおりである。

D 〇 (「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」) 本肢のとおりである。

E × (「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」) 多様な正社員制度の導入状況は「約3割」である。


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step3 コメント

・「「令和2年度雇用均等基本調査」の概況(事業所調査)」から子の看護休暇制度、介護休暇制度、労働基準法に基づく母性保護制度、多様な正社員制度の問題です。ここは、本試験に出題されるほど重要な内容とはいえないため、さほど力を入れなくてもいいように思われます。覚えておいた方がいいものとしては、Eの多様な正社員制度の導入状況は約3割であるという点くらいでしょうか。



次回もがんばりましょう。




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