2022年02月23日
<問題(就業形態の多様化)>
〔問〕我が国の労働者の就業形態の多様化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問は、「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
B 正社員以外の就業形態別事業所割合をみると、「派遣労働者(受け入れ)がいる」が最も高くなっている。
C 正社員以外の労働者がいる事業所について、正社員以外の労働者を活用する理由(複数回答)をみると、「正社員を確保できないため」とする事業所割合が最も高くなっている。
D 正社員以外の労働者がいる事業所について、正社員以外の労働者を活用する上での問題点(複数回答)をみると、「仕事に対する責任感」が最も高くなっている。
E 雇用期間の定めのある正社員以外の労働者について、期間を定めない雇用契約への変更希望の有無をみると、「希望する」が「希望しない」を上回っている。
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step1 正解は・・・
C
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step2 解説
A × (令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況)「正社員以外の労働者がいる事業所」は前回の80.1%と比べて84.1%と「上昇している」。(R3-2A)
B × (令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況)「パートタイム労働者がいる」が65.9%と最も高くなっている。(R3-2B)
C 〇 (令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況)本肢のとおりである。(R3-2C)
D × (令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況)正社員以外の労働者を活用する上での問題点(複数回答)をみると、「良質な人材の確保」56.8%が最も高くなっている。(R3-2D)
E × (令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況)「希望しない」が47.1%、「希望する」が35.0%であり、「希望する」が「希望しない」を「下回っている」。(R3-2E)
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step3 コメント
・就業形態の多様化に関する令和3年本試験そのものです。ここは、まず出るだろうと予測できたところでしたから、通常の統計数値の問題に比べると、正解できた人が多かったようです。
次回もがんばりましょう。
