2022年01月22日

「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の17日目は、「令和3年就労条件総合調査」から「労働費用」の調査記載内容です。


労働費用

【令和3年就労条件総合調査】

(3)法定福利費

「法定福利費」50,283円の内訳は、「厚生年金保険料27,905円(構成割合55.5%)、「健康保険料・介護保険料17,496円(同34.8%)、「労働保険料3,695円(同7.3%)などとなっている。


<ポイント>
・「法定福利費」約5万円の内訳は、「厚生年金保険料」が約半分、「健康保険料・介護保険料」が約3割、「労働保険料」が約1割です。

※企業の福利厚生については、「法律で規定され必ず行うべき」ものと、「企業ごとの裁量に任されている」ものがあります。この前者に関する費用を「法定福利費」と呼び、後者に関するものを「福利厚生費」と呼びます。「法定福利費」には、企業が負担する分の健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、労災保険料、雇用保険料等が挙げられます。


(4)法定外福利費

「法定外福利費」4,882円の内訳は、「住居に関する費用」2,509円(構成割合51.4%)、「医療保健に関する費用」729円(同14.9%)、「食事に関する費用」493円(同10.1%)などとなっている。


<ポイント>
・「法定外福利費」は「住居」が約半分を占め、続いて「医療」、「食事」がきます。



次回もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字