2021年12月22日

「ランチタイム・スタディ」の第83問です。
ラスト10問(大晦日が最終日)になります。
すなわち、2021年本試験で、10番目に難しかった問題です。
年末、何かとお忙しいと思いますが、2021年の有終の美を飾るためにも、頑張ってみてください。


83問目は、選択式の雇用保険法です。

正答率32&63&60の問題です。

※選択式雇用C=32%、D=63%、E=60%(D及びEは正答率がCより高いものの同じカテゴリーですので、Cの正答率に合わせここで掲載しています。)



<問題( 選択式 雇用 CDE )>

被保険者が自己の責めに帰すべき重大な理由によって解雇され、又は正当な理由がなく自己の都合によって退職した場合における給付制限(給付制限期間が1か月となる場合を除く。)満了後の初回支給認定日(基本手当の支給に係る最初の失業の認定日をいう。)以外の認定日について、例えば、次のいずれかに該当する場合には、認定対象期間中に求職活動を行った実績が C  回以上あれば、当該認定対象期間に属する、他に不認定となる事由がある日以外の各日について失業の認定が行われる。

イ 雇用保険法第22条第2項に規定する厚生労働省令で定める理由により就職が困難な者である場合

ロ 認定対象期間の日数が14日未満となる場合

ハ  D  を行った場合

ニ  E  における失業の認定及び市町村長の取次ぎによる失業の認定を行う場合

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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。


Cの選択肢
① 1  ② 2  ③ 3  ④ 4

Dの選択肢
① 求人情報の閲覧  ② 求人への応募書類の郵送
③ 職業紹介機関への登録  ④ 知人への紹介依頼

Eの選択肢
① 巡回職業相談所  ② 都道府県労働局
③ 年金事務所  ④ 労働基準監督署



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step2 正解は・・・

C → ① 1(行政手引51254)

D → ② 求人への応募書類の郵送(行政手引51254)

E → ① 巡回職業相談所(行政手引51254)


  

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step3 コメント


・選択式の雇用保険法のC、D及びEについては、「失業の認定の対象となる求職活動実績の基準」からの出題で、求職活動実績が1回あればよい場合を押さえておく必要があります。Dについては、他の選択肢から判断して正解を導くことが可能だと思われますが、Eの「巡回職業相談所」はやや難易度が高いと思われます。ただ、こちらについても、「② 都道府県労働局」「③ 年金事務所」「④ 労働基準監督署」で失業の認定を行うとは聞いたことが無いため、「巡回職業相談所」を知らなくとも消去法で正解できたという人もいることと思います。




明日もがんばりましょう。




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