2021年11月28日
59問目は、択一式の社会保険一般常識です。
正答率55%の問題です。
<問題( 択一式 社一 問6 )>
〔問〕 確定拠出年金法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A 企業型年金加入者の資格を取得した月にその資格を喪失した者は、その資格を取得した月のみ、企業型年金加入者となる。
B 企業型年金において、事業主は、政令で定めるところにより、年1回以上、定期的に掛金を拠出する。
C 企業型年金加入者掛金の額は、企業型年金規約で定めるところにより、企業型年金加入者が決定し、又は変更する。
D 国民年金法第7条第1項第3号に規定する第3号被保険者は、厚生労働省令で定めるところにより、国民年金基金連合会に申し出て、個人型年金加入者となることができる。
E 個人型年金加入者期間を計算する場合には、個人型年金加入者の資格を喪失した後、さらにその資格を取得した者については、前後の個人型年金加入者期間を合算する。
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step1 正解は・・・
A
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step2 解説
A × (確定拠出年金法12条)企業型年金加入者の資格を取得した月にその資格を喪失した者は、その資格を取得した日にさかのぼって、企業型年金加入者でなかったものとみなされる。
B 〇 (確定拠出年金法19条1項)本肢のとおりである。
C 〇 (確定拠出年金法19条4項)本肢のとおりである。
D 〇 (確定拠出年金法62条1項)本肢のとおりである。
E 〇 (確定拠出年金法63条2項)本肢のとおりである。個人型年金加入者期間を計算する場合には、月によるものとし、資格を取得した月からその資格を喪失した月の前月までをこれに算入するが、資格を喪失した後、さらにその資格を取得した者については、前後の個人型年金加入者期間を合算する。
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step3 コメント
・択一式の社会保険一般常識の問6は、確定拠出年金法からの出題でした。ここは、問題文が短文でもあり、知っているか知らなかったか(見落としなく学習できていたかどうか)で決まる問題と言えそうです。
明日もがんばりましょう。