2021年11月11日
42問目は、選択式の労災保険法です。
正答率63&96%の問題です。
※選択式労災D=63%、E=96%(Eは正答率がDより高いものの同じカテゴリーですので、Dの正答率に合わせここで掲載しています。)
<問題( 選択式 労災 DE )>
遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であって、労働者の死亡の当時その収入によって生計を維持していたものとする。ただし、妻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む。以下同じ。)以外の者にあっては、労働者の死亡の当時次の各号に掲げる要件に該当した場合に限るものとする。
一 夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む。以下同じ。)、父母又は祖父母については、 D 歳以上であること。
二 子又は孫については、 E 歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあること。
三 兄弟姉妹については、 E 歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあること又は D 歳以上であること。
四 前三号の要件に該当しない夫、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹については、厚生労働省令で定める障害の状態にあること。
step1 選択肢を見ない状態で、答を紙に書いてみてください。
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step2 次の選択肢の中から答を選んでください。
D及びEの選択肢
① 15 ② 16 ③ 18 ④ 20
⑤ 55 ⑥ 60 ⑦ 65 ⑧ 70
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step3 正解は・・・
D → ⑥ 60(法16条の2第1項)
E → ③ 18(法16条の2第1項)
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step4 コメント
・選択式の労災保険法のD及びEは「遺族補償年金」からの出題ですが、受給資格者のうち、夫、父母、祖父母及び兄弟姉妹については、当分の間、労働者の死亡の当時「55歳以上60歳未満」であった者についても、特例的に受給資格者とされるため、「⑤ 55」とした受験生も多く、疑義が残る問題でした。ただし、Dが不正解だったとしても、選択式の労災保険法は他の肢で最低でも3点を取るべき難易度の問題です。
明日もがんばりましょう。