2021年10月22日

「ランチタイム・スタディ 2021本試験」の第22問です。

22問目は、択一式の国民年金法です。


正答率72%の問題です。



<問題( 択一式 国年 問9 )>

〔問〕 併給調整に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 障害等級2級の障害基礎年金の受給権者が、その障害の状態が軽減し障害等級に該当しなくなったことにより障害基礎年金が支給停止となっている期間中に、更に別の傷病により障害基礎年金を支給すべき事由が生じたときは、前後の障害を併合した障害の程度による障害基礎年金を支給し、従前の障害基礎年金の受給権は消滅する。

B 旧国民年金法による障害年金の受給権者には、第2号被保険者の配偶者がいたが、当該受給権者が66歳の時に当該配偶者が死亡したことにより、当該受給権者に遺族厚生年金の受給権が発生した。この場合、当該受給権者は旧国民年金法による障害年金と遺族厚生年金の両方を受給できる。

C 老齢厚生年金と老齢基礎年金を受給中の67歳の厚生年金保険の被保険者が、障害等級2級の障害厚生年金の受給権者(障害基礎年金の受給権は発生しない。)となった。老齢厚生年金の額より障害厚生年金の額の方が高い場合、この者は、障害厚生年金と老齢基礎年金の両方を受給できる。

D 父が死亡したことにより遺族基礎年金を受給中である10歳の子は、同居中の厚生年金保険の被保険者である66歳の祖父が死亡したことにより遺族厚生年金の受給権を取得した。この場合、遺族基礎年金と遺族厚生年金のどちらかを選択することとなる。

E 第1号被保険者として30年間保険料を納付していた者が、就職し厚生年金保険の被保険者期間中に死亡したため、遺族である妻は、遺族厚生年金、寡婦年金、死亡一時金の受給権を有することになった。この場合、当該妻は、遺族厚生年金と寡婦年金のどちらかを選択することとなり、寡婦年金を選択した場合は、死亡一時金は支給されないが、遺族厚生年金を選択した場合は、死亡一時金は支給される。



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step1 正解は・・・



C
   


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step2 解説

(法31条)本肢のとおりである。

(法20条1項、昭60法附則11条3項)本肢のとおりである。受給権者が65歳以上の場合には、旧国民年金法による障害年金と遺族厚生年金は併給される。

× (法20条1項)受給権者が65歳以上であっても、障害厚生年金と老齢基礎年金は併給されない。

(法20条1項)本肢のとおりである。遺族基礎年金と同一の支給事由に基づいて支給される遺族厚生年金は併給されるが、本肢のように異なる支給事由に基づく場合は選択受給となる。

(法20条1項、法52条の6)本肢のとおりである。寡婦年金も併給の調整の対象となるため、寡婦年金と遺族厚生年金についても、1人1年金の原則により、いずれかを選択受給する。また、死亡一時金の支給を受けることができる者が、同一人の死亡により寡婦年金を受けることができるときはいずれかを選択するが、死亡一時金と遺族厚生年金は両方を受給することができる。



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step3 コメント

・択一式の国民年金法の問9は、併給の調整からの出題でした。ここは、きちんと学習していれば得点できますが、明確に理解していないと引っかかってしまうところです。



明日もがんばりましょう。




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