2021年07月22日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の163日目は、「令和元年度能力開発基本調査」から「職業能力開発」の過去問で選択式からの出題です。


<問題(職業能力開発)>

令和元年度能力開発基本調査(厚生労働省)」をみると、能力開発や人材育成に関して何らかの「問題がある」とする事業所は A である。

能力開発や人材育成に関して何らかの「問題がある」とする事業所のうち、問題点の内訳については、「 B 」、「人材を育成しても辞めてしまう」、「人材育成を行う時間がない」が上位3つを占めている。

正社員の自己啓発に対して支援を行っている事業所は C である。



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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。


Aの選択肢
① 約1.5割   ② 約3.5割   ③ 約5.5割   ④ 約7.5割

Bの選択肢
① 育成を行うための金銭的余裕がない
② 鍛えがいのある人材が集まらない
③ 指導する人材が不足している
④ 適切な教育訓練機関がない

Cの選択肢
① 約2割    ② 約4割    ③ 約6割    ④ 約8割



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step2 正解は・・・



A ④ 約7.5割 (令和元年度職業能力開発基本調査)

B ③ 指導する人材が不足している (令和元年度能力開発基本調査)

C ④ 約8割 (令和元年度能力開発基本調査)



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step3 コメント

・平成29年度本試験選択式で「平成28年度能力開発基本調査」から「職業能力開発」が出題されています。Aについては、出題当時は、「約7割」でしたが、現在の統計数値では、若干、上がって「約7.5割」となっています。

・昨年の労一の選択式のA「えるぼし」、B「35歳未満の者が技能検定を受ける際の受講料を減免」の問題は、職業能力開発促進法からの出題です。ということは、職業能力開発に関しては、選択式で平成29年には「統計」から3肢、令和元年には「法令」から2肢が出題されていることになります。今年も要注意の箇所です。これ以外の能力開発基本調査の内容は熟読しておいてください。



明日もがんばりましょう。



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