2021年06月28日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の144日目は、「令和元年労使コミュニケーション調査の結果の概要」から「労使間の意思疎通」の調査記載事項です。


労使間の意思疎通

【令和元年労使コミュニケーション調査の結果の概要】



(5)苦情処理機関の有無及び苦情の内容
【事業所調査】


苦情処理機関がある」事業所は57.8%、「苦情処理機関がない」事業所は41.6%となっている。

苦情処理機関がある事業所について、その種類(複数回答)をみると、「相談窓口(電子メールでの受付を含む)」が最も多くなっている。

苦情処理機関がある事業所の割合を企業規模別にみると、企業規模が大きいほど多くなっている。

相談窓口の利用があった事業所の苦情の内容をみると、「人間関係に関すること」が最も多く、次いで「日常業務の運営に関すること」、「賃金、労働時間等労働条件に関すること」などとなっている。

苦情処理委員会の利用があった事業所の苦情の内容をみると、「人間関係に関すること」が最も多く、次いで「男女差別、セクハラに関すること」、「日常業務の運営に関すること」などとなっている。


<ポイント>

・「苦情処理機関がある」事業所の方が、ない事業所よりも多く、半数を超えています。

・苦情の内容としては、「人間関係に関すること」が一番にきますが、2番目以降は、苦情処理委員会の方が、相談窓口よりも、より社内の人間同士のトラブルを言いやすいように見受けられます。



次回もがんばりましょう。




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