2021年06月22日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の139日目は、「令和2年労働組合基礎調査結果の概要」から「労働組合の現状」の調査記載事項です。


労働組合の現状

【令和2年労働組合基礎調査結果の概要】


(1)労働組合及び労働組合員の状況

令和2年6月30日現在における単一労働組合の労働組合数は23,761組合、労働組合員数1,011万5千人で、前年に比べて労働組合数は296組合(1.2%)労働組合員数は2万8千人(0.3%)増加している。

推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は17.1%で、前年より0.4ポイント上昇している。


<ポイント>

・労働組合数は減少しているものの、労働組合員数は増加しています。そのため、推定組織率は上がりました。昨年、17%を割って過去最低でしたが、今回は巻き返して17%台に戻しています。


女性の労働組合員数は343万5千人で、前年に比べ5万人(1.5%)の推定組織率(女性雇用者数に占める女性の労働組合員数の割合)は12.8%となっており、前年より0.4ポイント上昇している。


<ポイント>

・女性の労働組合員数は増加、推定組織率は上昇しています。


(2)パートタイム労働者の状況

労働組合員数(単位労働組合)のうち、パートタイム労働者についてみると137万5千人となっており、前年に比べて4万2千人(3.1%)の、全労働組合員数に占める割合は13.7%で、前年より0.4ポイント上昇している。

また、推定組織率(短時間雇用者数に占めるパートタイム労働者の労働組合員数の割合)は8.7%で、前年より0.6ポイント上昇している。


<ポイント>
・パートタイム労働者の労働組合員数は増加し、全労働組合員数に占める割合も高くなっています。

・それぞれの推定組織率の数値は、だいたいでいいので覚えておきましょう。全体17%、女性13%、パートタイム9%となりますが、女性とパートタイムを逆にしないように注意しましょう。



次回もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字