2021年05月03日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の97日目は、「第15回中高年者縦断調査の概況」から「中高年者の生活に関する継続調査」の調査記載内容です。


高年者の生活に関する継続調査

【第15回中高年者縦断調査の概況】

(1)調査の概要

① 「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」は、平成17年10月末現在で50~59歳である団塊の世代を含む中高年者世代を継続的に観察することにより、高齢者対策等厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的として、平成17年度を初年として実施しているものである。

この調査は、従来から行われてきた横断調査(毎回調査客体を替え、調査時点の実態を明らかにする調査手法)と異なり、同一客体を継続的に調査し、その実態や意識の変化、行動変化を把握し、詳細な分析を行う縦断調査(または「パネル調査」)」という調査手法により実施している。

② 厚生労働省が実施している縦断調査(パネル調査)として、本調査のほか、「21世紀出生児縦断調査」「21世紀成年者縦断調査」などがある。

③ 第15回の調査対象者の年齢は、64~73歳となっている。


(2)就業の状況

第1回調査から14年間の就業状況の変化をみると、「正規の職員・従業員」は、第1回38.4%から第15回4.1%減少している。

一方、「パート・アルバイト」は、第1回16.8%から第15回16.9%と、ほぼ横ばいの状況である。

また、第1回で「仕事をしている」者について、性別に第15回の就業状況をみると、の「(第1回)正規の職員・従業員」では「仕事をしていない」の48.1%最も高く、次いで「パート・アルバイト」の17.7%、「労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託」の13.9%となっている。

の「(第1回)パート・アルバイト」では「仕事をしていない」の56.5%が最も高く、次いで「パート・アルバイト」の35.3%となっている。



明日もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字