2021年04月29日
お待たせしました。
「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の94日目は、「令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果」から「高年齢者雇用確保措置の実施状況等」の推定予想問題です。
<問題(高年齢者雇用確保措置の実施状況等)>
〔問〕 高年齢者雇用確保措置(以下、「雇用確保措置」という。)の実施状況等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 高年齢者雇用確保措置の実施済企業のうち、①「定年制の廃止」により雇用確保措置を講じている企業は2.7%、②「定年の引上げ」により雇用確保措置を講じている企業は20.9%、③「継続雇用制度の導入」により雇用確保措置を講じている企業は76.4%となっており、定年制度(①、②により雇用確保措置を講じるよりも、継続雇用制度(③により雇用確保措置を講じる企業の比率が高い。
B 続雇用制度の導入」により雇用確保措置を講じている企業のうち、約4社に3社が希望者全員対象とする65歳以上の継続雇用制度を導入している。
C 定年を65歳とする企業の占める割合は38.4%となっている。
D 66歳以上働ける制度のある企業の割合は33.4%であり、前年より増加している。
E 定年制を廃止している企業の占める割合は2.7%である。
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step1 正解は・・・
C
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step2 解説
A 〇 (令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
B 〇 (令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果)本肢のとおりである。続雇用制度の導入」により雇用確保措置を講じている企業のうち、希望者全員を対象とする65歳以上の継続雇用制度を導入している企業は74.5%である。
C × (令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果)定年を65歳とする企業の占める割合は「18.4%」となっている。
D 〇 (令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
E 〇 (令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
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step3 コメント
・高年齢者雇用確保措置の実施状況等からの出題です。おおまかな数字と順番の両方が問われることになるのでやっかいですが、政府は取組みを推進しているところでもあり、気が抜けない箇所になります。
明日もがんばりましょう。