2021年04月07日
「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の76日目は、「「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」から「女性の雇用管理の実態」の推定予想問題です。
<問題(女性の雇用管理の実態)>
〔問〕 女性の雇用管理の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 女性管理職を有する企業割合についてみると、課長相当職以上の女性管理職(役員を含む。)を有する企業割合は71.9%、係長相当職以上の女性管理職(役員を含む。)を有する企業割合は79.4%となっており、これを規模別にみると、規模が大きくなるほど、各管理職の女性を有する企業割合が高くなっている。
B 課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は11.9%となり、前回調査に比べ上昇している。
C 係長相当職以上のそれぞれの役職に占める女性の割合は、部長相当職では6.9%、課長相当職では10.9%、係長相当職では17.1%となり、役員を除く各管理職で調査開始以来最も高くなっている。
D 管理職に占める女性の割合を規模別にみると、10~29人規模が最も高い。
E 課長相当職以上の女性管理職割合を産業別にみると、医療,福祉が5割を超え、突出して高くなっている。
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step1 正解は・・・
A
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step2 解説
A ☓ (「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)) 女性管理職を有する企業割合についてみると、課長相当職以上の女性管理職(役員を含む。)を有する企業割合は「51.9%」、係長相当職以上の女性管理職(役員を含む。)を有する企業割合は「59.4%」となっている。なお、後段部分は正しい。
B 〇 (「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)) 本肢のとおりである。
C 〇 (「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)) 本肢のとおりである。
D 〇 (「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)) 本肢のとおりである。
E 〇 (「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)) 本肢のとおりである。医療,福祉の課長相当職以上の女性管理職割合は、54.4%と他の産業に比べ突出して高くなっている。
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step3 コメント
・「「令和元年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」からの出題です。女性の管理職割合などは、出題されやすいと思われます。ご自分の職場をイメージして覚えてしまいましょう。
明日もがんばりましょう。