2021年03月25日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の65日目は、「令和元年版働く女性の実情」から「働く女性の実情」の調査記載内容です。


働く女性の実情

【令和元年年版働く女性の実情】

(1)女性の年齢階級別労働力率 ~各年齢階級別労働力率が過去最高~

令和元年の女性の労働力率を年齢階級(5歳階級)別にみると、すべての階級の労働力率について、比較可能な昭和43年以降、過去最高の水準となった。

25~29歳」(85.1%)と「45~49歳」(81.4%)を左右のピークとし、「35~39歳」(76.7%)を底とするM字型カーブを描いているが、M字型の底の値は前年に比べ1.9ポイント上昇した。

10年前の平成21年と比較すると、全ての年齢階級で労働力率は上昇しているが、上昇幅が最も大きいのは「60~64歳」であった(15.3ポイント上昇)。

また、「30~34歳」では10.3ポイント、「35~39 歳」では 11.2 ポイント上昇しており、グラフ全体の形はM字型から台形に近づきつつある

M字型カーブ



<ポイント>
・ピークの年齢階級が、「25~29歳」と「45~49歳」であり、ボトムは「35~39歳」です。どれも「25歳~、35歳~、45歳~」と1の位が5から始まっていますので覚えやすいはずです。

・女性の労働力率で最も高い年齢階級は、「25~29歳」であり、次いで、「45~49歳」で共に8割を超えています。「45~49歳」は、昨年までは8割を超えていませんでしたので、今回、8割の大台に初めて乗りました。一番低いのが「35~39歳」で約7割5分ですから、M字型よりも、台形に近くなってきています。

・10年前の平成21年と比較すると、全ての年齢階級で労働力率は上昇しています。

・10年前の平成21年と比較して上昇幅が最も大きいのは「60~64歳」です。


(2)産業別女性雇用者数

女性雇用者について産業別にみると、「医療,福祉」が625万人(女性雇用者総数に占める割合23.0%)と最も多く、次いで「卸売業,小売業」519万人(同19.1%)、「製造業」299万人(同11.0%)、「宿泊業,飲食サービス業」234万人(同8.6%)の順となっている。



明日もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字