2021年03月01日

「ランチタイム・スタディ 2021統計数値」の44日目は、「労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の推定予想問題です。なお、この分野における過去問については、かなり以前の古い記述であり、修正しようがないため省略します。


<推定予想問題(雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など))>

〔問〕 雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2020年平均で65歳以上が203万人と最も多く、女性は55~64歳が371万人と最も多くなった。

B 非正規の職員・従業員を雇用形態別にみると、パート・アルバイトが1,473万人と、前年に比べ46万人の減少などとなった。

C 非正規の職員・従業員の割合を年齢階級別にみると、65歳以上は2020年平均で49.2%と、前年に比べ0.8ポイントの低下、15~24歳は76.5%と1.7ポイントの低下などとなった。

D 非正規の職員・従業員を男女、現職の雇用形態についた主な理由別にみると、男性は 2020 年平均で「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が最も多く、次いで「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者となった。女性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が最も多く、次いで「家事・育児・介護等と両立しやすいから」とした者となった。

E 2020年平均の仕事からの年間収入階級別割合を男女、正規、非正規の職員・従業員別にみると、男性の非正規の職員・従業員は200万円未満が半数を超え、女性の非正規の職員・従業員は200万円未満が9割を超えている。


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step1 正解は・・・



B



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step2 解説

A × (労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要) 非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2020年平均で65歳以上が203万人と最も多く、女性は「45~54歳」が371万人と最も多くなった。

B 〇 (労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要) 本肢のとおりである。

C × (労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要) 非正規の職員・従業員の割合を年齢階級別にみると、65歳以上は2020年平均で「76.5%」と、前年に比べ0.8ポイントの低下、15~24歳は「49.2%」と1.7ポイントの低下などとなった。

D × (労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要) 前段部分は正しいが、女性の2番目の理由は、「家計の補助・学費等を得たいから」である。なお、「家事・育児・介護等と両立しやすいから」は女性の3番目に多い理由である。

E × (労働力調査(詳細集計)2020年(令和元2)平均結果の概要) 前段部分は正しいが、女性の非正規の職員・従業員は100万円未満が42.6%、100~199万円が38.9%であり、「約8割」であり、9割を超えてはいない。





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step3 コメント


・「労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の択一式問題でした。かなり難しかったと思われます。正規、非正規のおおまかな人数と男女比、男女別年齢構成ごとに占める割合の大きいものや非正規についた理由など、問われる項目が多いので面倒かもしれませんが、我が国の労働経済の実態を知る上では欠かせない内容です。

・Cに関しては、非正規の職員・従業員の割合は、65歳以上は約7.5割、15~24歳は約5割と押さえておきましょう。非正規の職員・従業員の割合が最も高いこの2つの年齢層は共に減少しています。


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step4 プラスα

・Bのパート・アルバイトの人数は、次の表で、他も含めて押さえておきましょう。

[非正規の職員・従業員の内訳] (単位:万人)
非正規の職員・従業員の内訳


<ポイント>
・非正規の職員・従業員は、約2,000万人で、そのうち、約1,500万人がパート・アルバイトである。
・非正規の職員・従業員は、約2,000万人で、そのうち、約1,500万人が女性である。
・非正規の職員・従業員約2,000万人の男女比は、およそ男3対女7である。
・女性のパート・アルバイトは、約1,000万人である。
・非正規の職員・従業員、パート・アルバイトは、男女共に減少している。
・派遣社員約150万人、契約社員約300万人、嘱託約100万人であり、派遣社員は女性が、契約社員と嘱託は男性が多い。




明日もがんばりましょう。



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